11の実例から学ぶ企画書を作るヒント–資金調達から社内プレゼンまで

CNET Japan

 会社やサービスを立ち上げた時、その内容を伝えるため必要になる企画書。その中にはどういった情報が盛り込まれ、どんな思いが詰め込まれているのか。ここでは、連載で紹介した企画書を一挙似紹介。資金調達、社内プレゼン、ピッチイベント、営業用ツールの4カテゴリに分け紹介する。各企画書は記事の2ページ目からダウンロードもできるので、ぜひ、ダウンロードし、全ページを閲覧してほしい。

資金調達

資金調達に結びつくプレゼンとは–クラフトバンクが実践する情報の一般化

 企画書を書く時、ほぼすべての社員に企画書を見てもらい、意見を募る。共同で作ると壁打ちができて思い込みが減る。

VCから資金調達を実現–ZIRITZの専門家以外にも伝わる図解&テキスト

 企画書が独り歩きして、直接説明できなくても伝わるよう、文章でできることを示す。資料だけ見ても、役割を果たせるように企画書を組み立てる。

社内プレゼン

ソフトバンクで社内起業「ワークスルー」が企画書に書いた課題と10年後

 ビジネスパーソン120人と飲⾷店5店舗にアンケートや対面インタビューを実施し、市場の声を企画書に反映。サービスのロゴ、キーカラーの変更理由も明らかに。

社内プレゼンで企画を通す–短時間でも課題と解決方法を伝えるアンビションの企画書

 忙しい人にも見てもらいやすいよう、文章量を多くし、企画書だけ見ても内容がわかるように作成。ペルソナに重点を置き、具体例を示す。

ピッチイベント

介護テックabaの「自分ごと」にさせるプレゼン–メンター2人を経てブラッシュアップ

 メンター2人のアドバイスを経て、企画書をどう変わったのか、ビフォー、アフターを紹介。来場者に自分ごとと捉えてもらうため日本語にも徹底的にこだわる。

ピッチイベントを勝ち抜く–「ワンページ、ワンセンテンス」を徹底したモノオクの企画書

 プレゼン資料をピッチイベント用にカスタマイズ。ワンページ、ワンセンテンスを意識して作成し、サービスの内容が端的に伝わる写真も数多く用意する。

堀江氏への3分プレゼンも実施–新サービス「Lobeam」の”逆から話す”企画書

 一般的にはWhat(何を)、 How(どうやる)、Why(その理由)の順番で話す事が多いが、それを逆に Why(なぜやるのか)、 How(どう実現するか)、 What(手段=プロダクト) の順に入れ替える。

すむたす、大規模プレゼンに臨んだ「削ぎ落としてわかりやすい企画書

 プレゼン資料の画面を端まで使い切らず、文字や図表はできる限り中央に配置することで、リアル会場の後列の人からでも見やすいように配慮。プレゼン相手や状況に合わせて最適化した企画書を用意。

営業用ツール

「もっと詳しいのください」と言われない–文字量と要約を備えたリマールの企画書

 ページの下部には、赤字にした1~2行のコメントを記載。この部分を読めば内容がわかるように作成している。実際に使用している「トンマナ」も公開。

法人営業で成約率を上げる–もう1人の営業担当者になるクラスの企画書

 文字担当とデザイン担当2人で作る法人営業向け資料。困りごとを先回りして企画書に落とし込む。

建設現場の課題感の共有で自分事と捉えてもらうクアンドの企画書

 プレゼン前の待機時間にも表示される表紙の画像にもこだわり。課題感をイラストや言葉で端的に表現し、共感を得る。

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