中田翔の暴力問題、日ハム対応にOB疑問 「本人が出てきて謝罪するのが一番だった」

J-CASTニュース

   プロ野球日ハムの元投手で野球解説者の岩本勉氏(50)が2021年12月26日放送のラジオ番組「ガンちゃんの『世界一面白いプロ野球の番組』」(HBCラジオ)に出演し、今季日ハムから巨人に移籍した中田翔内野手(32)の暴力行為など一連の問題を振り返った。


  • 中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

日ハム在籍時に「暴力行為」謝罪なし

   中田は21年8月4日に行われたエキシビションマッチ、日ハム対DeNA戦前に同僚選手に対して暴力行為を行い、球団から無期限の出場停止処分を受けた。

   11日に野球協約第60条(1)項を適用し、コミッショナーより「出場停止選手」として公示されたが、20日に巨人への無償トレードが発表され、同日をもって処分が解除された。

   日ハム在籍中に中田から暴力行為に対する謝罪や説明はなく、巨人の入団会見で初めて暴力行為に関する謝罪をした。一方の日ハムは8月31日に公式サイトで川村浩二・球団社長の名前で謝罪の文章を公開したが、後手に回った対応がファンの不興を買った。

   岩本氏は中田の暴力行為に端を発した一連の問題について「あの一件についてはいろんな話が出たけども僕が言ったのは、ファンの人ありきの人気商売をやってるので球団からの説明なのか、一番は本人が出てきて『こんなことしました。ファンの方の期待を裏切ってすみませんでした』って言うのが一番だった」と改めて見解を示した。

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