Metaは、子どもが描いた1枚の絵をもとにアニメーションを自動で生成するAIを開発した。
子どもたちが手書きで描いた人間や人のようなキャラクターをアップロードすると、腕や足、頭と思われる部分をAIが認識。キャラクターを踊らせたりジャンプさせたりしたアニメーションを生成できる。
写真などのリアルな人間の画像は多くのAIツールで取り扱える。一方で、子どもの描いた絵は形や色、大きさなど多様性に富み、予測しづらい要素が多いため、AIが認識するのは難しいという。
同社では、既存のモデルをもとに、子どもの絵に対応できるよう再学習などを実施。オブジェクトの検出、図の分割、姿勢推定と関節の設定といった作業をAIが自動で行なえるようになり、子どもが意図したものに近い形でアニメーションとして出力可能となった。
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