アメリカの新型コロナ対策の責任者が、オミクロン株について現時点では「デルタ株に比べて深刻ではない」との見解を示した。
新型コロナ対策の指揮を執るファウチ氏は5日、オミクロン株について「まだ明確な発言は時期尚早だ」としながらも「デルタ株に比べて重症化を引き起こしていない」と強調。アメリカでは1日以降、少なくとも16の州でオミクロン株の感染者が確認されているが、いずれも重症化していない。
一方、6日時点で新規感染者は7日間平均で12万人に上り、このうち99.9%がデルタ株で、死者は1日当たり1600人を超えている。(ANNニュース)