NHK会長はみずほ銀の責任果たせ – 鈴木宗男

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 南アフリカで、新型コロナウイルスの新しい変異株が発見されたと大きく報道されている。

 これまでも南アフリカでは変異株が出ており、どうして南アフリカで新しいコロナウイルスが次から次と出てくるのかと疑問に思う。

 専門家の判断、知見により、一日も早く解明し、感染拡大を阻止して行くしかない。

 2019年12月、新型コロナウイルスが発生してから2年、世界中、日本の生活様式が変わってしまった。一日も早く普通の今迄通りの生活が出来るようになるためには、一人一人の自覚と責任が一番である。

 手洗い、うがい、三密(密閉・密集・密接)を避ける基本を守って行こうではないか。

年末を控え、お互い心したいものである。

 みずほフィナンシャルグループは度々システム障害を起こし、金融庁から二度の業務改善命令を受け、昨日、社長、頭取、会長経営陣が総退陣する事態となった。

 これほど文明の利器が発達している中、度々のシステム障害が起きたのはどこに問題があったのか。問題の本質をしっかり国民に説明すべきである。

 みずほは、2002年また2011年東日本大震災後にも大規模障害を起こし、これらの際も金融庁は改善命令を出している。

 ここで指摘したいのは、2002年みずほホールディングスの代表取締役社長であったのは前田晃伸氏で、現NHK会長である。

 システム障害を最初起こした経営責任者がどうしてNHKの会長で居れるのか。一般的には考えられない。

この点、NHK会長である前田晃伸氏から説明責任を果たしてほしいものだ。

 NHKの経営委員は政府が決め国会が承認する仕組みであり、その経営委員が会長を選ぶのがルールとなっている。

 幾多(いくた)の問題を起こしたみずほ時代の責任者が公共放送のトップに座っていること自体、「なんで」「どうして」という思いがする。

 読者の皆さんはいかがお考えだろうか。ここは是非とも説明責任を果たしてほしいものである。