きっかけは地味ハロウィンだった。
ライター井上さんと地味ハロウィンの話をしているときに、「声の地味ハロウィン」というアイデアが出た。
ふつう真似しないようなものの声マネをするのだ。
それは乙幡さんに頼むしかあるまい。
乙幡さんは工作の人のように思われているが声の人でもある。
かつてナレーターをしていた声は落ち着きがあり、それよりお願いするとものまねをやってくれるフットワークの軽さが心強い。
おふろがわきました
まずはジャブとして「お風呂がわきました」だ。
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家でよく聞くあの声だ。
長いメロディのあとにうきうきと知らせてくれる声である。いちど空焚きしたときは聞いたことがない音を出していた。
次もおなじみ siri だ。いきなり乙幡さんが特徴を掴みます。
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siri同士の会話という芸が生まれた。siriは自分の声マネをして話しかけられてもまったく気にしていない。
動画を作っている人には聞き馴染みのあるあの声
ネットで売られているBGMは雰囲気を確かめるためにサンプル音源がダウンロードできるようになっている。
ただし、サンプルであることが分かるように、サービス名の音声が入っているのだ。画像でいうすかしである。
その音声のまね。ニッチなところに来たが、これが似てた。
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この音声が入っているとちゃんとお金を払った音源もサンプルになってしまうのだ。恐ろしい。声のデノミネーションである。
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（この音声を収録したときの動画もあります。林、住、乙幡の2000年代のデイリーポータルZラジオスタイルです）
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