Googleのスマートフォン「Pixel 6」のバッテリーを完全に放電すると、指紋センサーが動作しなくなり、端末ごと出荷時リセットしないと利用できなくなる不具合があると、海外メディアが報じている。
これは同製品に搭載される画面内の指紋センサーが、バッテリーを完全に放電すると無効化され、指紋を再登録するオプションも表示されなくなるというもの。再登録のオプションが表示される場合も作業を完了することができず、端末ごと初期化するのが現時点で唯一の解決策と見られている。同製品は画面内指紋センサーを搭載した同社初のスマートフォンだが、認証の精度が低く、また時間もかかることから、先週には同社のTwitter公式アカウントが謝罪する騒ぎがあったばかり。今回の不具合はredditで報告されたもので、同じ症状に遭遇したユーザーの報告が多数寄せられており、単発の不具合というわけではなさそうだ。いずれソフトウェアアップデートで修正される可能性は高いが、現時点ではバッテリーを完全にオフにしないよう、余裕を持って使うよう気を付けるしかなさそうだ。