Microsoftは2021年に入り、「Windows」PCでおなじみの「死のブルースクリーン」(Blue Screen of Death:BSOD)の色を青から黒に恒久的に変更したかのように見えた。BSODはWindowsユーザーの間ではよく知られており、PCに問題が発生したことを示す非常に明確なシグナルとして機能していた。Microsoftは、実際の問題が何なのかをより詳しく説明するよう画面をアップデートしてきたが、色はほぼ常に青だった。
Microsoftはエラー画面を黒に変更した際、その理由を説明しなかったが、Ars Technicaが報じたように、同社はこの変更をWindows 11のプレビュービルド「Build 22000.346」で元に戻し、画面を再び青くして米国時間11月12日、Beta/Release Previewチャネルに向けてリリースした。
Build 22000.346の改善点リストの後ろの方に、「デバイスが動作を停止したとき、または停止エラーが発生したときの画面の色を、以前のバージョンのWindowsと同様の青に変更した」という記述がある。もちろん、運が良ければ、その画面が表示されることはめったにない。
最新のプレビューで修正された問題には、「スタート」メニューの問題、「Windows Subsystem for Linux(WSL)」の問題、検索に関する問題、休止状態に影響する問題、ネットワークプリンターの問題、「Xbox One」および「Xbox」シリーズのオーディオ周辺機器の問題、エクスプローラーのバグが含まれている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。