こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
本日、日本維新の会と国民民主党で幹事長・国対委員長会談が行われ、政策が一致する点での協力や憲法改正論議を推進していくことが話し合われました。
その中での合意事項の一つがガソリン税のいわゆる「トリガー条項」凍結解除に向けた法案提出です。
最近、ガソリン代が高騰していることは皆さま強く感じていらっしゃると思います。
「トリガー条項」とはガソリンの平均価格が3ヶ月連続で 160 円/ℓ を超えた場合、揮発油税(ガソリン税)の上乗せ税率分である 25.1 円の課税を停止するものです。
しかしながらこのトリガー条項は、東日本大震災を受けて「復興財源」が必要になったことや、被災地でのガソリン不足の懸念などを理由に2011年4月から「凍結」されています。
今回の我々の提案は、このトリガー条項の凍結を解除し、平たく言えばガソリン税を減税しましょうというものです。
これは先の衆院選中に、国民民主党がすでに公約に掲げていたものです。
維新も党内で議論を進めていましたが、正式に方向性として合意。国民民主党単独では法案提出ができないことから、両党での協力により法案提出を目指す運びとなりました。
■
是々非々のスタンスで政党間で議論し、このように政策単位での一致点で協力していくのは、非常に建設的で前向きなことだと思います。
今回は国民民主党にはすでに腹案はあったものの、法案提出には人数が足りなかった。維新はまだ検討中であったが、議席数があった。
お互いが補い合う形で協力でき、今後は維新から具体的な法案を持ちかける逆パターンもあるでしょう。
一足飛びに合同会派ということにはもちろんなりませんが、あたらしい国会に向けてともに切磋琢磨し、減税や改革を前に進めてまいります。
…あ、「維新と国民民主党って、何が違うんですか?」と選挙戦中に何度か聞かれて、記事を書くと言っていたのが先延ばしになっていたので、近いうちに執筆します!(汗)
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年11月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。