京王線の電車内で乗客17人が刺されるなどして重軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された服部恭太容疑者(24)とみられる人物がユーチューブ動画に映りこんでいたとして、注目を集めている。
「本人だね…怖すぎる…」
米人気コミック・バットマンの悪役「ジョーカー」に扮し、ハロウィンの2021年10月31日に犯行に及んだ服部容疑者。各メディアによれば、当日は京王八王子駅を17時ごろに出て、渋谷駅に向かった。渋谷では30分ほど滞在し、ふたたび電車に乗ると20時ごろに京王線車内で事件を起こした。
「本人だね…怖すぎる…」「この中で刃物持っていたと思うと寒気が」――。容疑者の逮捕後、渋谷のハロウィンの様子を収めたユーチューブ動画が驚きの反応とともに拡散した。
外国人ユーチューバーが撮影した動画で、容疑者とみられる男を4秒ほど捉えていた。男はスクランブル交差点の渋谷TSUTAYAを背にカメラ側に歩を進め、徐々に大写しとなる。周囲は歩行者でごった返している。
無表情で感情はうかがえず、服装は犯行時の服部容疑者と同じだった。左手にはペットボトルのような筒状の物を持っていた。
投稿者は指摘を受け、インスタグラムに「たまたま自分のチャンネルの映像を撮っていたときに、事件の1時間前に犯人を撮影していました」と書き込んでいる。