この前、極厚お好み焼きを作ったら「干しエビ」が余ってしまった。旨味が凝縮された干しエビは「粉もの料理」で実力を遺憾無く発揮する……が、さらに余った干しエビを上手く使い切ることで、キャンプであれば持ち帰りの荷物を減らすことができる。ほんの少しだけど。
てことで今回は、余った干しエビを有効活用すべく……『干しエビ炊き込みご飯』を作ってみた。つまり、前の晩にお好み焼きを作って、余った干しエビを翌朝に使うイメージ。んで先に結論を言ってしまうと、炊き込みご飯からのお茶漬けという流れが最強でしたぞっ!
・簡単キャンプ飯
毎度のことながら、YouTubeで “簡単キャンプ飯の作り方” を発信している『兼業主夫のケン』さんの動画を参考にして料理を作る。完成した炊き込みご飯を食べながら「これは茶漬けで食べるのが正解かも」と思いついたので、その流れまで一気に紹介するぞ。
・干しエビ炊き込みご飯のレシピ
【材料】
米:1合
水:220ml(干しエビが水を吸うので、白米を炊くときよりチョイ多め)
干しエビ:5グラム
昆布茶:2グラム(1杯分)
おろし生姜:適量
※お茶漬けの素があれば後で使います。
【作り方】
その1:米を洗って30分程度吸水させる。
その2:吸水を終えたら、昆布茶とおろし生姜を加えて……
軽く混ぜ合わせる。
その3:干しエビを投入して……
全体に広げておく。
その4:固形燃料に火をつけてメスティンをのせる。
吹きこぼれを気をつけて重石をのせておこう。火が消えるまで20程度待つ。
その5:火が消えたらタオルに包んで15分程度蒸らす。
ムラなく熱が回るよう上下逆さまにしておく。
その6:蒸らし終えたらタオルを取り……
フタを開けて軽く混ぜ合わせる。
器に盛り付けたら完成だ。
・お酒の後もしくは朝食におすすめ
メスティンと固形燃料による自動炊飯で、めっちゃ簡単に炊き込みご飯が完成。干しエビの香ばしい香りが食欲をそそる。これはお酒を飲んだ後のシメ、もしくは朝食に食べたいメニュー。チョイ足しした生姜も良いアクセントとなっているぞ。とても優しい味わいだ。
そしてここで……お茶漬けの素をササッとふりかけて熱湯を注ぐ。疲れた体にしみるお茶漬けの完成。茶碗に広がるいい香りで目が覚めるから、寝ぼけた朝に最高である。
でもって食べきれない場合は、おにぎりにしても良し。鮮やかなピンク色だから子供も喜ぶだろう。というわけで、干しエビが余った時にぜひ炊き込みご飯を試してみてほしい。癒されたい時にどうぞ!
参考リンク:YouTube「兼業主夫ケンのキャンプ飯チャンネル」,used with permission.
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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