第2世代!
WACOM(ワコム)から液晶タブレット(液タブ)の最新モデル「Wacom Cintiq Pro 16」が発表されました。発売日は11月5日(金)、 ワコムストアでの価格は18万4800円。現行Wacom Cintiq Pro 16の第2世代にあたります。
「Pro」の付いてない「Wacom Cintiq 16」が登場したのが約2年半前。お値段は今回のWacom Cintiq Pro 16の半額ほど。Proが付くだけでそんなに変わるの?って感じですが、変わっちゃうんですよコレが。
2021年度版Wacom Cintiq Pro 16は最新のタッチスクリーン技術を採用し、ピンチ・ズーム・回転などの操作性が向上。キャンバスのタッチ操作は、iPadなどのタブレットを液タブとして使う差異の利点になるので、ここの操作性向上は制作効率に影響するはず。
また、描画中の不用意なタッチ判定を防ぐためのタッチ機能オン/オフボタンを、物理スイッチとして上部に搭載したほか、カスタム可能な物理キーを両サイド背面に4つずつ配置。液タブ作業の際は、利き手の反対側でショートカットキーやキーボードを操作するのが一般的かと思いますが、液タブ本体のキー操作だけでいろいろと完結させられるかもしれませんね。
ディスプレイの解像度は4K、Adobe RGBカバー率は98%。ワコム上位機種ではおなじみの「ダイレクトボンディング方式」を採用し、ペン先とカーソルの視差を抑えてあります。HDMI接続のほか、Type-C接続もできるようになったのは地味に使いやすい点。VESAマウントにも対応しました。何かと第2世代感ありますね!
アニメーター兼イラストレーターの刈谷仁美さんによるインプレッションが公開されていますが、ファン音の軽減やケーブル位置の改善など、プロのクリエイターの声を反映して細かな点もアップデートされてるみたい。13インチでは小さい、24インチでは大きい、でも16インチは古い。そう感じていた人にとっては、待望のアップデートモデルになるかと。
Source: Wacom