エレコム株式会社は、独自機能「らくらくQoS」によりゲームの通信を最優先させ、遅延の発生を低減するWiーFi 6対応のゲーミングルーター「WRC-G01-W」を10月下旬より発売する。市場想定価格は1万4080円。同社ではマウス、キーボードなどのゲーミングデバイスを発売しているが、ゲーミングルーターは初となる。
Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は2402Mbps(5GHz帯接続時)または800Mbps(2.4GHz帯接続時)。グループ企業であるDXアンテナのノウハウを生かしたハイパワーアンテナ8本(5GHz×4、2.4GHz帯4本ずつ)を内蔵する。推奨接続台数は36台。
同社独自の通信データを自動的に分類・整理して、ゲーム用途の通信を自答的に優先して最適化する「らくらくQoS機能」を搭載。設定の変更により、ウェブ会議やオンライン学習等での動画サービスを優先する「ビジネス関連優先」、YouTubeなどを優先する「ストリーミングサービス優先」、データダウンロードを優先する「P2P/ダウンロード優先」も選択可能。また、「手動優先」により、優先したい通信を自由に設定することもできる。
IPv6 IPoEインターネット接続サービスとして、v6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト、transix、クロスパス、およびv6コネクト(固定IP)に対応する。
セキュリティ機能としては、最長5年間利用可能なトレンドマイクロ製のセキュリティ機能「スマートホームネットワーク」を搭載。子供のネットの使いすぎを防止する「こどもネットタイマー3」も搭載する。このほかWPA3 Personalにも対応する。
接続する端末ごとに利用できる時間帯を設定できる機能「こどもネットタイマー3」も搭載、これによって、子どものインターネットの使いすぎを防止できるという。
背面にはいずれもギガビット対応のWAN×1、LAN×4の各ポートを搭載する。本体サイズは約47×147×190mm(幅×奥行×高さ)、重量は約570g。