松屋『ごろっと野菜のスープカレー』が完成度高すぎぃぃぃー!! そして相変わらず謎な「味噌汁を飲む」タイミング

ロケットニュース24


満を持してと言うべきか。2021年10月26日より松屋にて『ごろっと野菜のスープカレー』の販売が開始した。松屋がスープカレーを出すのは、実に16年振り。しかも牛と鶏と用意されており、好きな方を選択できるらしい。

これは間違いなく朗報。もう、牛派と鶏派で血で血を洗うこともない。その上、松屋のカレー専門店 “マイカリー食堂” で人気のスープカレーをアレンジした商品と聞き、期待はうなぎのぼりだ。いざ、松屋へGO!! 


・肉はごろっとしてないよ

繰り返しになるが、個人的に同商品の一番の胸アツポイントは、牛か鶏か選択できることだ。選べるって、いいよね。しかも「牛肉とごろっと野菜のスープカレー」と「チキンとごろっと野菜のスープカレー」と値段は同じ。


いずれも税込780円だ。それだけでなく、生野菜セット(880円)もあったりと、あらゆる需要に応えてくれている。かゆい所に手が届ききった、そんな商品であると感じる。ありがとう、松屋……! 

感謝の気持ちでいっぱいになりながら、さっそく「牛肉とごろっと」のほうを注文。ものの数分でできあがったとの知らせがあって受け取る。相変わらず早い。

さあ、肝心の商品はどのようなものだろうか。ワクワクしながら皿を覗き見ると大根や人参、ジャガイモなど。大きめにカットされた野菜が、ごろっと入っている。その名に偽りなしだな。


もしや肉もゴロゴロしていたりして……と淡い期待を抱いていていたが、そこは適量だった。ぱっと見の肉の厚さなどは、松屋の定番商品である牛めしで使われるものと遜色(そんしょく)ないように見えた。

ふむふむ。スプーンですくい、まずはカレーのみを食べてみたところ、結構なスパイシー具合だ。松屋においてスパイシーでないカレーを探す方が難しいが、松屋基準では中の上くらいにピリッとしていた。

食べ進めるにつれ、じんわりと汗が出てきたことは言うまでもない。丸っと1個入った半熟のゆで卵や、みずみずしい野菜たちに身も心も癒(いや)される。ほのかな酸味は、トマトだろうか。

このクオリティのものを、この値段で出してしまうのかと、毎度おなじみの驚きを今回もしっかり味わう。いくら“マイカリー食堂” が下地にあるとはいえ、完成度が高すぎだ。


・味噌汁を口にするタイミングが相変わらず謎

そんなことを思いながら食べ進めるうちに、当たり前にソコに存在し過ぎて、うっかり箸をつけそびれていたアレに気付く。そう、みんな大好き “松屋の味噌汁” である。


もはや松屋と言えば味噌汁、味噌汁と言えば松屋……とまで言っては過言かもしれないが、とにもかくにも松屋において味噌汁の存在は絶対。今回もやはり、味噌汁は付いてきた。

そうは言うものの、今回はちょっと勝手が違うように思う。なんてったって、主役はスープカレーだ。味噌汁は英語でミソスープであるはずだが、スープにスープをぶつけてくるとは一体全体。

どのタイミングで味噌汁を挟むのが正解なのか。スープをおかずにスープを飲めばよいのか。それともスープ、米、スープの三角食べをすれば良いのか。

いやしかし、それだとドコかのタイミングで「スープ → スープ」の流れができてしまい、ずっとスープ食べみたいにならないだろうか。ちょっと自分でも何を言っているのか、わからなくなってきたぞ。


混乱した結果、味噌汁が程よい温度になってきたところで、一気にグビっといく方法を記者は選んだ。読者のみなさんの中に、この食べ方こそベストだと自信がある方は、どうか御一報いただきたい。

相も変わらず、良いところで味噌汁に翻弄(ほんろう)された感は否めないが、なんにせよスープカレーは激しく美味しかった。次回はチキンも試してみようと思っているぞ。

11月9日の午前10時までは、ご飯の大盛り無料サービスも実施している。ご飯が多いと、スープカレーの量が少し足りないように感じるので、追いスープカレー(単品660円)もオススメだ。みなさんも、松屋へGOGO! 

参考リンク:松屋「ごろっと野菜のスープカレー」
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

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