「離れ家にWi-Fiを飛ばすのは違法!?」に応えるWi-Fi 6中継機「WTC-X1800GC-W」、エレコムが発売 屋外利用が認められた帯域のみ利用する専用モードを搭載

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 エレコム株式会社は、コンセント直挿し型のWi-Fi 6中継機「WTC-X1800GC-W」を10月中旬より発売する。市場想定価格は9878円。

 Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は5GHz帯接続時が1201Mbps、2.4GHz帯接続時が574Mbps。2本のアンテナを内蔵し、底面にはギガビット対応の有線LANポート×1も搭載する。

 OFDMA、MU-MIMO、ビームフォーミング、1024QAM、バンドステアリングに対応。TWTにも対応しており、対応端末のWi-Fi通信におけるバッテリー消費を軽減する。

 Wi-Fiでは通信にいくつもの電波帯域が用いられるが、電波法により屋外での利用が認められていない帯域も存在する。そのため、母屋と、直接建物がつながっていない離れ家とでWi-Fi通信をするのは、屋外利用として電波法違反に問われる可能性がある。

 本機が搭載する「離れ家モード」では、通信に利用する電波を屋外利用が認められた帯域のみに制限する。これにより、母屋に設置したWi-Fiルーターから、離れ家に設置した本機で安心して中継できるとしている。同社では、この機能について特許出願中。

 ランプの点灯状態によりWi-Fiルーターからの電波状況を確認でき、最適な設置場所を簡単に探せる。ルーターとの接続はWPSにより可能。

 本体サイズは93×52×130mm(幅×奥行×高さ)、重量は約218g。

本体側面

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