変われぬ自民 総裁選で明らかに – 菊田真紀子

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9月30日(木)

昨日、岸田文雄氏が自民党総裁に選出されました。

約1年前に自分たちが党として選んだ菅総理が国民の期待を裏切り続け、政治の信頼を失墜させた責任について、総裁選の中で語られなかったのは非常に残念です。

また、自民党は5カ月もの間、国会を開かず、国民生活を顧みることなく、権力闘争に明け暮れてきました。

国会・国民軽視の姿勢を貫き続けてきたことは決して許されません。

来週からやっと臨時国会が開催されることになりますが、是非会期の期間をしっかりと確保した上で、予算委員会まで開催して新首相には正々堂々と国会論戦に出てきていただきたいと思います。

また、岸田文雄新総裁は、総裁選の中で原子力発電所の再稼働や建て替え・リプレースに前向きな発言を繰り返されました。

原発に依存しない、再生可能な自然エネルギー社会を目指す、私たち立憲民主党の考えとは、明確に方向性が異なります。

是非、政策論争の中で私たちの主張をぶつけていきたいと思います。

岸田新総裁は、「生まれ変わった自民党を国民に示す」とおっしゃっているようです。

しかしながら、自民党の新役員人事について、ご自身の「政治とカネ」を巡る問題で全く説明責任を果たしてこられなかった方を要職に据える方向と多くのマスコミで報道されています。

安倍・菅政権で繰り返された「政治とカネ」の問題について、やはり自民党は何の反省もしていないということでしょう。

「変わらない、変われない自民党」であることは明らかです。

看板だけ変えても、隠蔽や改ざん、現職国会議員の逮捕など、不祥事だらけの政治は変わりません。

政治を変え、明日の暮らしを変えるために頑張っていきたいと思います。