ウォンテッドリー、「Engagement Suite」を正式提供–組織改善支援の「1on1」機能を追加

CNET Japan

 ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは、従業員の定着・活躍を支援し、エンゲージメントを向上させるサービス群「Engagement Suite」(エンゲージメント スイート)の正式提供を、9月2日付けで開始。それにあわせて、チームマネジメントサービス「Pulse」(パルス)について、新機能「1on1」(ワンオンワン)」を新たに追加。また、完全無料から、契約プランごとに無料枠の上限が設定される料金体系へと変更した。

 Engagement Suiteは、従業員のモチベーションを高め、エンゲージメントを向上させる3つのプロダクトから構成。2020年3月の福利厚生「Perk」(パーク)の提供を皮切りに、4月にはオンライン社内報「Story」のアルファ版を、6月にはチームマネジメント「Pulse」のアルファ版を提供し、改善を続けてきたという。


Pulseの新機能「1on1」

 Pulseに追加される1on1の機能は9月中のリリースを予定。マネージャーは各メンバーとの間だけで共有される画面を通し、週次サーベイ「調子どう?」の結果を元にしたアジェンダの設定、対話のメモ・ネクストアクションの管理と、定期的な1on1のスケジューリングを行うことができる。また、1on1当日になるとSlackにアジェンダが通知され、継続して行うことが重要な1on1の浸透と運用がスムーズに行えるとしている。

 料金体系について、これまでEngagement Suiteの3プロダクトは、有料プラン契約企業を対象に、全てベータ版として完全無料で提供していたが、正式版提供にあわせて、契約プランごとに無料枠上限を設定する形で提供していく。なお、無料枠を超えた場合に自動で費用が発生することはないという。

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