浸し食べなら ムーンライトソフトケーキだ

デイリーポータルZ

クッキーをミルクやコーヒーに浸してから食べる方法に幼い頃から憧れていた。
試したことがないわけではない。行うたびに「イメージと違うな」を繰り返していたのだ。

しかし先日、ついに理想の「浸し食べ向けクッキー」と巡り会えたので紹介したい。

クッキーじゃないけどクッキー

私の理想の「浸しクッキー」は、こうだ。

・さっとつけるだけでしっかりと水分を吸う
・ほとんど噛まなくても食べられるやわらかさ
・口の中でクッキーの味と飲み物の味が合わさる

この3つの理想を叶えてくれたのが「ムーンライト ソフトケーキ」である。

これがムーンライト ソフトケーキだ!

「クッキーではない」そんな声が聞こえてくる気がする。
私自身「ソフトケーキって書いてあるな」と思っている。

でも、パッケージをよく見てほしい。このソフトケーキには、ムーンライトクッキーが使われている……つまり何割かはクッキーだ。

ほら、クッキーって書いてあるよ。
ムーンライトクッキーとの比較画像。開封済みなのは撮影前に食べてしまったから。

このお菓子は、ソフトケーキでありながら味はクッキーであり、そしてクッキーにはない吸水力を持っている。やわらかく味も染みやすい。

スピーディーにしみしみ・やわやわ食感のクッキーが食べたい者にとって最適なハイブリットスイーツなのだ。

浸して食べよう

浸し食べに特別な方法はない。好きな飲み物を用意して、つけて食べるだけ。

ほんの1秒程度浸ける。今回はカフェオレを用意した。
左半分が浸した部分。しみてる感を伝えたくて切ったものの、ほとんど違いがわからない。
このやわらかさだけでも伝わってほしい。

浸したソフトケーキは、噛めばじゅわっと水分が漏れ、ふにゃりと崩れる。
クッキーの味とコーヒーの味が組み合わさっておいしい。
間にバニラクリームが挟まっているものの、やさしい味わいで邪魔にならない。

なお「ムーンライトクッキー」を同様に浸すと、サクホロと多少固い食感は残るものの浸透はそれなりだった。これはこういうものとしておいしい。
正直「クッキー」でも良いんじゃないかと揺らいだが、理想像にちゃんとこだわっておきたい。

ちなみにソフトケーキに合うオススメの浸しドリンクは「マミー」と「ラム酒」。
マミーは独特の甘酸っぱさから駄菓子っぽい味になるし、ラム酒は大人の高級菓子感を生み出す。両方試して大人と子供の間を行ったり来たりしてみてほしい。

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