登場してはすぐさまサービスが終了するGoogle系のメッセージングサービス全てを列挙し、その失敗の理由を分析した海外メディアの記事が話題だ。
Google発のメッセージングサービスは、登場からわずか数年で終了し、ほかのサービスに引き継がれるパターンをこれまで何度も繰り返しており、どれが現行のサービスか把握できていない人も多いはず。今回、海外メディア「Ars Technica」が掲載したこの記事では、2005年に登場した「Google Talk」を皮切りに、同社が過去に手掛けたメッセージングサービスを列挙し、失敗に至った原因を探っている。顔ぶれは「Google Wave」 (2009年)、「Google ハングアウト」(2013年)、「Google Duo」(2016年)など比較的メジャーなサービスのほか、まだ現存するサービスや、「Google+」「YouTube」など他サービスに付属するチャット機能、さらには日本国内では利用できないまま終焉を迎えたサービスまで、ほんの十数年で20以上にも及んでいて驚かされる。サービスをいくつ知っているかをチェックするもよし、最近名前を聞かなくなったサービスが現存しているのかをチェックするもよしと、考察以外にも読み応えがあるのでお勧めだ。