試食
ミルクティーを飲むはずが、ティーバッグにお湯を注いだどころで「牛乳がない……!」と気づき、失意のままにストレートティーを飲むことになったという経験がある人も多いはず。日東紅茶から2021年8月30日(月)より登場した「ミルクとけだすティーバッグ」は紅茶とミルクが1つのティーバッグに入っており、お湯を注ぐだけで牛乳がなくともミルクティーが完成するというもの。約3年かけて開発された新形態のティーバッグがどんなものなのか、実際に飲んでみました。
ミルクと茶葉が一緒に入った新しいタイプのティーバッグ『日東紅茶 ミルクとけだすティーバッグ』シリーズ新発売! | 三井農林株式会社
https://www.mitsui-norin.co.jp/news/20210823_3/
「ミルクとけだすティーバッグ」は、スリランカ・インドの茶葉をミルクに合うようにブレンドした「オリジナルブレンド」と、ベルガモットが香る「アールグレイ」の2種類があります。
まずはオリジナルブレンドから見ていきます。
原材料名を見てみると、先頭に「クリーミングパウダー(デキストリン、植物油脂、脱脂粉乳、乳たんぱく)」、その後に「紅茶(スリランカ、インド、その他)」とあります。砂糖は入っていません。
1袋4バッグ入りで、カロリーは1バッグあたり39kcal。
アールグレイについても確認。
原材料名は、オリジナルブレンドと同様に「クリーミングパウダー」と「紅茶」。ただし紅茶の産地はケニアとなっていました。
カロリーは1袋あたり38kcalです。
オリジナルブレンドを開封し、中のティーバッグを取り出してみるとこんな感じ。
1辺6.5cmほどの、やや大きなティーバッグでした。
ティーバッグの中には、クリーミングパウダーに埋もれるような形で茶葉が入っています。
オリジナルブレンド(左)とアールグレイ(右)を比べてみると、アールグレイの方がクリーミングパウダーの色合いがやや黄色みを帯びているのがわかります。
作り方は、「温めたカップまたはポットにティーバッグを入れ、熱湯150mlを注ぎ、フタをして90秒蒸らす」というもの。ということで、早速やってみました。
お湯を注いでいる時の様子は以下のムービーから確認可能。何よりもまずミルクの白さがお湯に広がっています。
紅茶の茶葉とミルクが一体化したティーバッグ「日東紅茶 ミルクとけだすティーバッグ」にお湯を注いでみた – YouTube
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溶け出す様子がちょっと分かりづらかったので、お湯を注いだカップの中にそっとティーバッグを入れてみました。以下からミルクがとけだす様子が確認できます。
「日東紅茶 ミルクとけだすティーバッグ」でミルクが溶け出す様子 – YouTube
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カップにフタをして、90秒間待ちます。
お湯を注いだ直後は以下のような感じでミルクの白さが目立ちましたが、90秒たつと、紅茶の色合いが溶け出していました。
ティーバッグを取り出すと、茶葉が残るのみで、ミルクは完全にお湯に溶けきっていました。
まずはオリジナルブレンドから飲んでみたところ、クセのないセイロン茶葉のような香りが、ミルクのまろやかさと溶けあっています。粉末状のミルクが使われているので、ポーションクリームや生の牛乳よりもあっさりしていますが、量が多いためかしっかりとまろやか。「これぞミルクティー」という正統派の味わいです。
アールグレイは独特の香りが強めで、ミルクティー用のためか、茶葉の味わいもやや濃い目に感じました。これもたっぷりとクリーミングパウダーが入っているので紅茶がしっかりと感じられつつもまろやか。オリジナルブレンドもアールグレイも砂糖不使用なので、甘さが好きに調整できるのもいいところでした。
「日東紅茶 ミルクとけだすティーバッグ」はいずれもミルクティー用に設計されているためか、茶葉の風味とミルクのまろやかさのバランスがちょうどいい感じ。牛乳不要なので牛乳切れを心配する必要がなく、ミルクティー用に牛乳を温める手間が不要なのもいいところ。またキャンプや旅行に持っていく時にも便利そうでした。なお、価格はいずれも税込300円となっています。
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