ワクチンの追加接種で抗体が初回接種28日後の9倍に増加することをジョンソン&ジョンソンが報告

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新型コロナウイルスのワクチンで、2回接種が求められるファイザー製やモデルナ製とは異なり1回接種でOKのジョンソン&ジョンソン製において、追加接種を行うことで、抗体数が初回接種28日後の数値の9倍に増加することが報告されています。

Johnson & Johnson Announces Data to Support Boosting its Single-Shot COVID-19 Vaccine | Johnson & Johnson
https://www.jnj.com/johnson-johnson-announces-data-to-support-boosting-its-single-shot-covid-19-vaccine


Durable Humoral and Cellular Immune Responses 8 Months after Ad26.COV2.S Vaccination | NEJM
https://doi.org/10.1056/NEJMc2108829

Joint Statement from HHS Public Health and Medical Experts on COVID-19 Booster Shots | CDC Online Newsroom | CDC
https://www.cdc.gov/media/releases/2021/s0818-covid-19-booster-shots.html

Johnson & Johnson says coronavirus booster shot increases antibodies nine-fold | Live Science
https://www.livescience.com/johnson-and-johnson-booster-increases-antibodies-covid.html

研究結果は査読制医学誌・The New England Journal of Medicineに掲載されています。

研究チームは、ジョンソン&ジョンソンとヤンセンが開発した「Ad26.COV2.Sワクチン」を1回接種あるいは2回接種した20人と、プラセボを接種した5人を集めて調査を行いました。

「Ad26.COV2.Sワクチン」は1回の接種で抗体が8カ月持続しますが、今回の研究では、2回目の追加接種(ブースター接種)を受けた人において、抗体が「迅速かつ強固に増加」し、初回接種から28日後の数値と比べて9倍に増加したことがわかりました。

抗体数の有意な増加は、18歳から55歳の参加者、および65歳以上の低用量のブースター接種を受けた参加者で確認されたとのこと。

この結果を受けて、ヤンセンの研究開発部門のマタイ・マメン氏は「初回接種から8カ月以上経過後にブースター接種を行うという潜在的戦略について、公衆衛生当局と話し合うことを楽しみにしています」とコメントしました。

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