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アメリカとカナダの国境付近にあたるセイリッシュ海の浜辺では、2007年ごろから「人間の足首から先が入ったスニーカー」が発見される事件が都合21回も発生しています。この恐ろしい事件の発生原因をTikTokで400万人以上のフォロワーを抱える医師のカラン・ラジャン氏が解説しています。
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以下の人物がTikTokで多数のフォロワーを抱えている医師のラジャン氏。ラジャン氏の上部には、足入りスニーカーが発見された地点を記したセイリッシュ海の地図が掲げられており、ラジャン氏は「2007年以降、21個の足がセイリッシュ海の浜辺に打ち上げられました」と解説。
この事件の原因として、「連続殺人犯による仕業」「マフィアが敵を海に沈めた」といった説があるとのこと。しかし、ラジャン氏は「本当の原因は腐肉食動物(スカベンジャー)と靴業界にある」と指摘しています。
スカベンジャーとは遺体を主食とする動物のことで、何らかの原因で海中に沈んだ人間の遺体もスカベンジャーによって食べられます。この時、スカベンジャーは捕食対象の柔らかい部分を集中的に食べるとのこと。
ラジャン氏によると、足首周辺の組織は人体の中でも特に柔らかいとのこと。そのため、海中に沈んだ人間の遺体がスカベンジャーに食べられると、体と足首から先が引き離されて……
海上へと浮かび上がり、潮の流れにのってセイリッシュ海の浜辺へと打ち上がります。
では、なぜ2007年以降にセイリッシュ海の海岸まで足入りスニーカーが流れ着くようになったのかという問いに対して、ラジャン氏は「2007年ごろからスニーカーメーカーがスニーカーのデザインを『水に浮きやすいデザイン』に変更したことが影響しています」と主張しています。
ラジャン氏は「ここ数十年で、スニーカーは以前よりも大きな浮力を獲得しました。そのため、私たちが浜辺で足を見つける機会が多くなったのです」と述べています。
なお、イギリス大手紙のThe Guardianによると、セイリッシュ海に流れ着いた足の持ち主のほとんどは、自殺か事故によって死亡したと考えられてるとのこと。セイリッシュ海に流れ着いた足の持ち主をDNA鑑定によって調査した結果、そのうちの1人が2007年に行方不明になったうつ病患者であることがで明らかになっています。
また、以下のWikipediaの記事では、セイリッシュ海で見つかった足が履いていたスニーカーのサイズやメーカー、発見地点などが詳細にまとめられています。
セイリッシュ海における人間の足の発見 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/セイリッシュ海における人間の足の発見
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