コロナの重症患者急増に医師指摘 – 中村ゆきつぐ

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昨日のファクターX理論。日本人の優位性が無くなった今、東京、日本は明らかに1年前の欧米になっています。重症者が増えなければ何とかなると言っていたことを再度謝罪します。

>都が、現在確保している重症患者用の病床の使用率は55.6%となり、医療提供体制のひっ迫がさらに進む事態になっています

東京から埼玉への広域搬送なんて、東京と埼玉の人口/病院状況考えたらありえないことです。だって埼玉の病床はいつもいっぱいで、血液内科患者をよく東京に送っていた自分的には全く信じられない現象です。それだけ東京のコロナ重症患者がすごいことになっているんだということが理解できます。

自宅死亡も増えています。神奈川では入院できないという悲鳴も。そしてまだ余裕があるような数字が広報されていても実際はベッドがないという現実が千葉からあがっています

東京重症者は200人越え。この数は人工呼吸器、ECMOの数ですから、今後増えれば人工呼吸器が足りなくなる可能性すら出てきています。そう助かる命も助けられなくなるのです。

尾身先生はじめ分科会はこの2週間を乗り切るために提言を出しました。


▽買い物などの外出機会を半減させ
▽感染リスクが高いとされる百貨店の地下の食料品売り場やショッピングモールなどの人出を強力に抑えること
▽テレワークをさらに強化すること
▽外出をなるべくせず県を越える移動は控えること
などを求めています。


案では、今の状況を「災害医療」と捉えて国や自治体に対して医療体制を強化するよう求めていて
▽これまでコロナ対応に関わってこなかった医療機関に協力を求めることや
▽学校や職場などで体調が少しでも悪い場合は簡単に検査を受けられるよう促すこと
▽入院調整は保健所と都道府県との連携を強化して行うこと
などを求めています。

ずっと前からお願いだけでやってきたこと。にっちもさっちも行かなくなって、今これを出されても多分みんなニュースやテレビ見てないからな。それこそ小池知事の言葉も今ひとつ響きません。はっきりいうと犠牲者が出ないともう国民は動かないでしょう。それでもワクチンとインドの自然収束のような奇跡を信じたいですが。

日本にとってファクターXが効かないデルタ株という本当のコロナウイルス感染が起きています。いや今までのコロナは偽物でした。難しいかもそれませんが、トリアージ含めて犠牲者を少なくする方向に舵を切ることが必要になる状況だと思います。

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