どうやらドイツの家庭料理「ジャーマンポテト」は、本国で「ブラート・カルトッフェルン」と呼ばれているらしい。ほほー、ドイツ代表のサッカー選手みたいな名前だな。そう、今回チャレンジしたキャンプ飯は、ブ、ブラートカル……ジャーマンポテトだ。
皮付きのジャガイモに玉ねぎとベーコンを加えたジャーマンポテトは、言うまでもなくビールとの相性も抜群。ちょい濃いめの味付けでワイルドにいただきたい。というわけで、さっそくブラートカルトッフェ……ジャーマンポテトを作っていくぞ!
・簡単キャンプ飯
名前が難しいけどレシピは簡単。今回ご紹介するジャーマンポテトも、SNSで “簡単キャンプ飯の作り方” を発信している『兼業主夫のケン』さんの動画を見ながら作っていく。料理が苦手なお父さんでも、きっと上手に作れると思うのでぜひ参考にしていただきたい。
・ジャーマンポテトのレシピ
【材料】
ジャガイモ:2個(大きければ1個)
ブロックベーコン:50グラム
玉ねぎ:1/4個
ニンニク:1片
バター:10グラム
オリーブオイル:適量
塩コショウ:適量
パセリ:適量
【作り方】
その1:ジャガイモはよく洗って芽を取り除き、1センチ幅の輪切りにする。大きければ半月切りにして……
5分ほど水にさらす。水にさらすことで変色を防ぐことができる上に、でんぷんが取れるため焦げ付き防止になり、料理の仕上がりもスッキリするらしい。ちゃんと理由があるんだなァ。その後、ペーパー等でしっかり水分を拭き取っておこう。
その2:玉ねぎは根元を切り落として1.5センチ幅に切り……
ブロックベーコンは拍子(ひょうし)切りにする。拍子切りとは「火の用心」でカチン! と鳴らす「拍子木」のように四角柱にする切り方だぞ。
その3:ニンニクは根元を切り落とし、包丁の腹で上から押すようにつぶす。つぶすと風味が増すらしい。みじん切りにする。
その4:フライパンを弱火で温めオリーブオイルを引き、ベーコンを投入。
焼き目がつくまでじっくり炒めたら、いったん取り出す。
その5:フライパンにバターを溶かしてジャガイモを並べ、フタをして3分ほど蒸し焼きにする。
その6:フタを開けてジャガイモを裏返し、玉ねぎを加えて再びフタをする。んで、また3分ほど加熱。
その7:フタを開けて混ぜ合わせたら、ジャガイモと玉ねぎをフライパンの端に寄せて……
空いたスペースにバターとニンニクを投入。
フライパンを傾けて、バターでじっくりニンニクを炒めたら……良い香りがしてきましたァァアアアアアア!
その8:ざざっと混ぜ合わせてから……ベーコンを戻す!
塩コショウを振って混ぜ合わせる。
仕上げにパセリを振ったら……
完成だッッ!
最高にうまそうなんですけど。
・こんがりホクホク
おいおいおいおい……自分で言うのも何だが、だいぶパーフェクトに近いビジュアルのジャーマンポテトができたぞ。もしかすると、ジャーマンポテトは「見た目が華やかなキャンプ飯」の第1歩として、初心者的にちょうどいい料理と言えるかもしれない。
味は文句なし。最高にうめぇぇ。ベーコンのうまみを生かしてバターでじっくり焼いたジャガイモは、表面がカリッとして中はホクホク。ああ、マジでやべえもん作っちまった。
ジューシーなベーコンと食べたら無敵の美味しさ。食べ応えがあるし、おつまみとしても最高じゃないか。
・簡単だから試してみてね
ドイツでの呼び名は難しくて忘れてしまったが、レシピは簡単だから一発で覚えられる……でもって万人受けする味なので、少しでも興味のある方は確実にマスターしておこうぜ!
参考リンク:YouTube「兼業主夫ケンのキャンプ飯チャンネル」,used with permission.
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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