Seagate、176層TLC NAND採用で最大4TBのPCIe 4.0対応SSD「FireCuda 530」

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FireCuda 530

 日本シーゲイト株式会社は、176層3D TLC NANDを採用したゲーマー向けM.2 NVMe SSD「FireCuda 530」を発表した。容量ラインナップは500GB、1TB、2TB、4TBの4種類を用意し、価格(発売時期)は順に1万5,460円(8月6日)、2万6,470円(同)、5万4,380円(8月27日)、11万910円(9月10日)。

 FireCuda 530は、PCI Express 4.0 x4接続に対応した高性能/高耐久を謳うM.2 SSD。Phisonと共同開発したE18コントローラと、Micron製の176層3D TLC NAND(B47R)を採用するのが特徴となっている。

 ゲームだけでなく、ゲーミングPCを利用したクリエイティブ用途での活用も想定。FireCudaシリーズのSSD製品としては最速となる、最大シーケンシャルリード速度7,300MB/s、同ライト速度6,900MB/sを発揮し、4KBランダムリード/ライト速度は最大100万IOPSに達する。ゲームデータのサイズが大きくなるケースも増えていることから、大容量な4TBモデルも用意した。

 加えて、全モデル共通でRescue Data Recovery Serviceを3年間付帯。機械的な故障や自然災害などで障害が発生したさいに、データの復旧サービスが受けられる。

 主な仕様は500GBモデルの場合、最大転送速度はシーケンシャルリードが7,000MB/s、同ライトが3,000MB/s、4KBランダムリードが40万IOPS、同ライトが70万IOPS、総書き込み容量が640TB。

 1TBモデルの場合、最大転送速度はシーケンシャルリードが7,300MB/s、同ライトが6,000MB/s、4KBランダムリードが80万IOPS、同ライトが100万IOPS、総書き込み容量が1,275TB。

 2TBおよび4TBモデルの場合ほぼ共通で、最大転送速度はシーケンシャルリードが7,300MB/s、同ライトが6,900MB/s、4KBランダムリード/ライトがともに100万IOPS。総書き込み容量は2TBモデルが2,550TB、4TBモデルが5,100TBとなる。

 平均故障間隔(MTBF)については4モデルともに180万時間で、保証期間は5年間。

FireCuda 530の仕様
容量 500GB 1TB 2TB 4TB
シーケンシャルリード速度 7,000MB/s 7,300MB/s
シーケンシャルライト速度 3,000MB/s 6,000MB/s 6,900MB/s
4KBランダムリード速度 40万IOPS 80万IOPS 100万IOPS
4KBランダムライト速度 70万IOPS 100万IOPS
総書き込み容量 640TB 1,275TB 2,550TB 5,100TB
平均故障間隔 180万時間
保証期間 5年間
価格 1万5,460円 2万6,470円 5万4,380円 11万910円
発売日 8月6日 8月27日 9月10日

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