米Googleは8月2日、同社製スマートフォン「Pixel」シリーズの最新モデルである「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の概要を発表した。2021年秋に投入予定としている。日本語のティザーサイトも公開されている。
Pixel 6/6 Proの外観は、「Pixel 4」や「Pixel 5」から大幅に刷新されており、帯状に配置されたカメラユニットが特徴。カラーはそれぞれ3色用意されており、6のフレームにはマット調のアルミを、6 Proには軽くポリッシュされたアルミを採用する。
Pixel 6とPixel 6 Proでカメラユニットの位置が若干異なる
今回、スペックなどの詳細は明かされていないものの、Pixel向けにGoogleが独自設計したSoC「Google Tensor」を搭載すると発表。強力なマシンラーニング性能を提供し、カメラや音声認識などさまざまな機能を強化する。また、新しいセキュリティコアと「Titan M2」も内蔵しており、高いセキュリティを実現するという。
Pixel向けに独自設計した新チップを搭載。マシンラーニング性能が強化されているという
Pixelの大きな特徴でもあるカメラも刷新された。6は、超広角カメラと広角カメラの2眼構成、6 Proはこれに望遠カメラを追加。Pixelシリーズ初の3眼構成となる。画素数や焦点距離などは不明だが、改良されたセンサーとレンズを搭載しているようだ。
OSは、Android 12を搭載。カラーサイエンスとインタラクションデザインを取り込んだ、新しいデザイン言語「Material You」を採用しており、刷新されたアニメーションやデザインフレームワークが利用できるようになるとしている。