ブラウザー上で動作するAI文章校正ツールの無料版が新たに公開された。
これは株式会社ゼンプロダクツが提供する「Shodo(ショドー)」。昨年7月にリリースされたツールだが、今回新たに、インストール不要、ログイン不要でブラウザー上で利用できる無料版が公開された。有料版に比べて機能は制限されるとのことだが、テキストエリアに文章をペーストしたうえで「AIに文章を校正してもらう」ボタンを押すことで、タイプミスや同音異義語など25項目のチェックが行われ、間違いと判断された箇所に赤線が引かれて、マウスオーバーするとその内容がポップアップ表示される。ブラウザー上で動作する類似のツールは多くがヤフーの提供する校正支援APIを用いており、どれを使っても同様の結果が得られるなか、異なるロジックでチェックしてくれるツールは貴重だ。なお、校正時にShodoのサーバーに文章が送信されることから、同社は「社内の文章や公開されていない他人の文を入力しないでください」と注意を呼び掛けている。