AMD製CPUとWindows 11で起こる不具合が複数解消

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 AMDは21日(現地時間)、一部のアプリケーションで性能低下を引き起こすなど、同社製CPUとWindows 11を搭載している場合に発生する不具合とその対処法について、情報を公開した。

 2件の問題について情報を公開しており、1件目は、Windows 11搭載環境においてL3キャッシュの遅延が大きくなってしまう場合がある不具合。3~5%未満の性能低下があるとしている。

 こちらはWindows 11のアップデート「KB5006746」にて解消するため、本パッチを適用するよう奨めている。

 2件目は、UEFIのCPPC2が最速コアにスレッドをスケジュールしない場合がある不具合。シングルスレッドや少ないスレッドの性能に影響を受けやすいアプリケーションでは、性能が低下する場合があり、TDP 65W以上/8コア以上のCPUでは影響が現れやすいとしている。

 こちらは、AMD Chipset Driver バージョン「3.10.08.506」にて不具合を解消。AMD TRX40やX570、B550、A520など向けに同日より提供を開始している。

 Zen 3世代CPUを搭載している場合、本バージョンを適用すれば対処が可能。Zen+およびZen 2世代CPUの場合、適用した上で、電源オプションにて電源プラン「AMD Ryzen Balanced」を選択する必要がある。

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