NVIDIAは12日(米国時間)、リアルタイムでカメラ目線になるよう調整できる機能などが加わった配信/Web会議向けツール「NVIDIA Broadcast 1.4」を提供開始した。
本バージョンでは、カメラに映ったユーザーの目線をリアルタイムで調整し、カメラ目線であるように見せるAIエフェクト機能「Eye Contact」を追加。目の色や瞬きなどはそのままに、ユーザーが遠くを見ている場合などにスムーズに目線を調整する。
メモや台本などに目を移してもカメラ目線を維持でき、Web会議でのプレゼンテーションなどで活用すれば、聴衆とのエンゲージメントを高められるという。現時点ではベータ版としての提供となる。
また、「Vignette」(ビネット)エフェクトを新たに追加。背景ぼかしエフェクトと組み合わせることで、より品質の高いぼけ表現が可能になるという。さらに、既存の背景ぼかし、背景交換、背景の削除のエフェクトについてもAIの認識精度や安定性を高めている。
そのほかプレビュー画面では、左右を反転するCamera Mirroringや自身を撮影できるSelfies機能も利用可能となっている。
[embedded content]
コメント