ドライヤーで部屋温められないかな? 布団乾燥できないかな?
…なんて思ったことがある人いません? でも、多くの人は思ってみてもやらないと思うんです。用途外に使うと、トラブルや思わぬ負荷で何起こるかわかりませんからね。ヘアドライヤーを布団に突っ込もうなんて無謀オブ無謀。
でも、こちらは「使って良い」がちゃんと想定されているんですよね。
そんな、abienの新プロダクトであり、いろいろ乾かせちゃう・温めちゃう!な未来型ドライヤーと称する「abien HOME DRYER」をお借りして試してみました。
「置いて使う」タイプのドライヤー、
まずこれが何なの? をざっくりと説明すると、置いて使うタイプのドライヤー。
ドライヤーと聞くと手持ちのイメージが強いと思いますが、こちらはスタンドに立てて使えるのでハンズフリー。角度が自由に変更できて、好きな方向に熱や風を送ることができます。
また、特徴的なのがこのカタツムリみたいなデザインですね。
給気口が本体側面に設けられていますが、これは、流体シミュレーションにより吸気口の位置やファンの形、枚数、大きさ、本体やノズルの形状などを突き詰めてたどり着いたデザインなんだとか。
マルチに活躍する7つのモード
ドライヤーと一言で言っても、家の中のいろいろなものをマルチに乾かすことができます。モード変更は上部(側面とも言う)のボタンから…
・SPEED(スピード乾燥):布団や衣類などを素早く乾燥
・DRY(布団感想・乾燥全般):ふとんや衣類などをしっかり乾燥/濡れた靴を乾燥
・MITE(ダニ対策・消臭):ふとんのダニ対策/衣類のカビ対策や消臭
・WARM(スポット暖房):足元や狭い空間を温める
・CIRCULATE(送風):お部屋の空気を循環/省エネでの衣類乾燥
・CLOTHING(衣類乾燥):衣類を傷めず乾燥/クローゼットやタンスなどの乾燥
・PET:(ペット):静かな音でペットをやさしく乾かす
と、7モードが用意。各モードで最適な熱量や風量、時間が設定されています(タイマーは変更もOK)。布団から洗濯物から、部屋から、まさかのペットまで乾かせます。乾かしても良いのです、なんというマルチっぷりッ!
なので…早速…
お布団に突っ込んでみました。だってやって良いんだもん。
ノズルを奥に突っ込むタイプの布団乾燥機と比べると、セットアップが手軽で良し。風の勢いと熱量は十分ですが、ノズルがない分、布団の奥まで温まるのには若干時間がかかる印象。
少し空気の通り道を作ってあげた方が、効率よく乾燥できると感じました。
他にも…
服も乾かしてもらいましたし…
サーキュレーターにもなってもらいましたし…
仕事中に底冷えする足元を温めてももらいました。だってやって良いんだもん。
こうして、生活の中のさまざまなパータンで、活躍できる場があるんです。もちろん、それぞれ100点を求めるなら専用機の方が良いシーンは確かにありますし、動作音もちょっと大きめ(その分ちゃんとした風量があります)。
でも、専用機を別々に用意せずともこの1台でなんとかなる。このマルチっぷりは、ミニマルかつ効率的な生活を送るためのフックとなるのではないでしょうか。
僕がもし一人暮らしすることになったら、1つ持っていきたいなと。QOL、きっと上がる気がするので!
Source: abien