この重厚感、すごく好き。
使いやすいフライパンがお料理体験を快適にするのは間違いありませんが、卵焼き器(エッグパン)においてもそれを強く実感する出来事があったんです。
今年頭に、フィスラーの卵焼き器「スペリオ エッグロースター」を買いまして、もうハチャメチャに満足してるんですよ。使いやすさも間違いないんですが、モノとしてのつくりの良さにも惚れ惚れしております。
メイド・イン・ジャパンのこだわりが濃縮
フィスラーはドイツの伝統的なキッチンブランド。製品ごとに生産国が分かれてまして、ドイツ本家以外にも中国やベトナム産などもあります。で、この「スペリオ エッグロースター」は…。
なんと日本製! 調べた限り、フィスラーの日本製アイテムはこのエッグロースターだけでした。鍋とかフライパンとか色いろんな製品があるのに、どうしてコレだけ日本製なんだろう…謎だ…。
僕はこれまで3つの卵焼き器を使い倒してきましたが、この「スペリオ エッグロースター」はお値段も使いやすさもナンバーワンでした。性能だけでなく、見た目のかっこよさもちょっと見てほしい。
表面は高密度3層フッ素コーティングで、油と混じった卵はまるでスケートリンクを移動するかのごとく滑ってくれます。こびりつかないって、本当に快適。
特性として本体の蓄熱性がかなり高く、卵液を落としても油の温度が急に下がらないのも嬉しい。蓄熱性に優れたステンレスと、熱伝導性に優れたアルミニウムによる全面4層クラッド構造のおかげですね。IHでも使えますよ。
持ち手は握りやすいワイヤーハンドル仕上げ。フックに引っ掛ける時に穴を探さなくて済む、汚れが残りにくいなど、デザインだけでなく使い勝手としても優秀。
(卵焼き器の持ち手って、穴が小さすぎてS字フックにかけづらいものも多く、これくらい大胆に空いていると本当に使いやすい!)
最後は実際にお料理をば。どうですかこの卵液の滑りっぷり、たまらんくないですか…!? 溝の角丸具合も絶妙で、ほどよい速度で卵液が返ってくるのも心地良いんですよ。卵焼き作りをエンタメにするアイテムといっても過言ではない。いやほんとに。
卵焼き器QOLを上げたいなら、コレ
実はこの「スペリオ エッグロースター」、友人にプレゼントとして贈ったことがあるんです。その時に一度使わせてもらったらあまりにも快適すぎて。すぐに「よし、自分用にも買おう」と思った次第。
卵焼き器としてはかなりのフラッグシップ価格ですが、それに見合う満足度は保証します。もしコーティングが弱ってきても、もう一度同じの買う自信がありますね。
Source: Fissler