納豆食べるの面倒なら、納豆菌を食べればいいじゃない

食の多様化、国際化に富んだ今日この頃。小学校給食でも、ひと昔前にはなかったバラエティに富んだ多国籍料理が提供されています。が、現代の食事乗では、サステナビリティも着目すべき要素。環境負荷を低減させ、グローバルで持続的な提供が求められています。

今秋開催されたフードテックグランプリで、一般投票1位&企業賞を獲得した新しいタンパク質食材「キンプン」。

キンプンってなんですか?

納豆菌を食べる!

キンプン=kin-punは、納豆菌を使った新しいタンパク質食材ブランド。

誤解しそうになりますが、キンプンは納豆を粉にしたもの、ではありません! 納豆ではなく納豆菌そのものです。納豆菌のみを大量に培養し、乾燥させ粉にしたのがキンプンです。

高タンパクが特徴で、お料理に加えることで、タンパク質の摂取量を増やすことができます。ちなみに、味や香りは若干の納豆風味があるとのこと。

納豆菌のメリット

納豆菌そのものを食べるというユニークなアイデアも、納豆菌のメリットを知ると納得。

まず、納豆菌は高タンパク。納豆の原材料の大豆より、納豆菌粉のほうが多量のタンパク質の含んでいます。つまり、同量の納豆とキンプンなら、キンプンのほうがタンパク質をたくさん摂取できるということ。また、納豆菌は非動物性食材なので、ベジタリアン食やハラール食などより多様な食文化に対応することができます。

納豆菌の最大のメリットは、生産効率が非常にいいこと。納豆菌ってすーぐ増えるんですって。30分から60分で量が2倍。植物ではなく菌なので、栽培に必要な土地も小麦やお米、ひいては畜産よりも圧倒的に少なくすみます。

どんなメニューができるかな?

キンプンは新しい食材。どんな料理にどう使えるのか、まだ無限の可能性があります。

まずは、小麦粉や米粉に混ぜて使うのがシンプルかな。キンプンだけでパンが作れるなら、ぜひ食べてみたいです。

Source: kin-pun