最大1億5000万円! AppleがAIバグ探しに懸賞金

Appleが、自社のシステムにおける脆弱性・バグの発見に懸賞金を設けるプログラムとして、新たな懸賞金を発表。

懸賞金は5万ドルから最大1億ドル。なんと、日本円で約1億5000万円!

懸賞金をかけられたのは「AI」

Appleが、最大1億ドルの懸賞金をかけているのはAI関係。AppleのAI、Apple Intelligenceと一緒に発表された「Private Cloud Compute」です。

Private Cloud Computeにおいて、意図しないデータ漏えいを発見すると懸賞金5万ドル(約750万円)。ユーザーのリクエストしたデータ、またはそのリクエストに関するセンシティブな情報にアクセスできると懸賞金25万ドル(約3750万円)。最大は、リモート攻撃に成功で懸賞金1億ドル(約1億5000万円)!

本サービスは、端末内だけでAI処理を行うのではなく、クラウドまで広げることでよりパワフルにAIを使う上で、ユーザーのセキュリティとプライバシを保護する仕組みです。Appleいわく、Private Cloud Computeによって、ハード面もソフト面もセキュリティのレイヤーが強化されているとのこと。つまり、これのおかげでみんなのデータは安全だよと言いたいわけです。

莫大な懸賞金は、Appleの自信の表れでもありますね。

懸賞金稼ぎにはそれ相当の技術が必要

懸賞金プログラムに参加する場合、必要なハードはMチップ搭載のMac端末、メモリは最低16GB必要。

ソフト面は、Apple公式から、macOS セコイヤ 15.1開発者プレビュー版でPrivate Cloud Computeを解析できる仮想リサーチ環境へのアクセス権セキュリティガイドGithubのレポジトリからクラウドコンピューティングのソースコードが提供されます。

Source: Apple

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