ニューバランスのパンツは、服選びがラクになるギミック満載

楽しみでもある一方で、地味〜にストレスなのが毎日の服選び。

なぜなら、スタイリングの良し悪しはもちろん、天気はどうか、誰に会うのか、場所や移動手段などまで気にしなければいけないからです。

それはギズモードの編集部員たちも同じ。普段からガジェットをはじめとする物選びに余念のない彼らですが、服選びにはどんなこだわりを持っているのでしょうか。

服選びを「ボトムス」から始めるワケは…

座談会に集まったギズ編集部員。左から高橋、ハナサキ、黒田、前野。

今回、服選びについて話を聞いたのは、黒田、高橋、前野、ハナサキの4名。ちょっと意外だったのが、全員に共通していたのが「コーディネートは、ボトムスから選ぶ」ということ。

前野:僕は朝起きたらすぐ天気予報を見て、まずパンツを選びます。雨の予報だったら、濡れても大丈夫なものを選び、次に靴ですね。

そして、その日の業務内容に合わせて荷造りします。取材や撮影の日は、リュックはいつもパンパン(笑)。ケーブルが1本ないだけで仕事に差し支えるので、つい荷物が多くなっちゃうんですよね。

黒田:それだけのことを当日の朝にやるって大変じゃないですか? 私はトップスから靴下までの一式を、必ず前の晩に用意してから寝るのがルーティンです。

一同:えー!!

黒田:着る服が決まっていないと落ち着かないんですよね。だから「着ようと思っていた服がシワシワで焦った」みたいなことはないです(笑)。

私は自転車に乗るので、服は動きやすさ重視。チェーンに巻き込まれないパンツを履くことが前提にあるので、服選びもそんなに大変じゃないんです。

高橋着る服を前の日に決めておくのって、理想的ですね。私は時間がないときは「ほぼ部屋着」の状態で家を出ることもあります。

と言っても、パジャマのまま出るわけじゃないですよ(笑)。部屋着にもこだわっているので…。あと靴下が大好きで、靴下とパンツからコーディネートを決めることもあります。

ハナサキそれはおしゃれの上級者ですね。パンツと靴下とシューズのバランスって、すごく難しいから。

僕は夏場に履くのは短パンって決めているけど、秋になってこれからどんなパンツを選ぼうかを考えていたところ。いつも目にとまるのは、打ち合わせなどのビジネスシーンでも履けるけど、仕事帰りに趣味のランニングもできちゃうような、かっこよくて機能的で汎用性の高いパンツ

コーディネートというとトップスに目を向けがちなんだけど、全身のシルエットという点で大切なのは、ボトムスだと思っているんですよね。

きちんと感と履きやすさを兼ね備えたニューバランスのパンツ

この日、編集部員たちに履いてもらっていたのはニューバランスのパンツ。ますますラインナップを広げているニューバランスのアパレルですが、今回履いているパンツにも、ランニングにルーツを持つニューバランスならではの機能が、あちこちに盛り込まれています。

ニューバランス「リップストップテーパードパンツ」11,000円(税込)
写真左のハナサキ(171cm)はブラックのL、写真右の黒田(153cm)はダークモスのMを着用
オーバーサイズのトップスとも相性が良い。トップスをインしてベルトをアクセントにしても。

ハナサキと黒田が履いているのは、「リップストップテーパードパンツ」。ウィメンズラインの商品ですが、男性も着用できるユニセックスなアイテムです。この「テーパード」とは、 膝から裾にかけて徐々に細くなるシルエットのことです。

また「リップストップ」は、糸が格子状に編み込まれた素材のこと。丈夫でほつれにくいなどの特徴があります。

ハナサキ:ストレッチ性があるリップストップ素材だから、すごくラク。このパンツならマラソンでも走れちゃうかも(笑)。

このパンツもシルエットがきれいだから、ジャケットなどを合わせてもいいかもしれない。シルエットや足元をきれいに見せるパンツづくりは、ニューバランスの得意技なんですよね。

歩く、走る、といった動きがラク。落ちたものを拾う、靴紐を結ぶといった動作もスムーズです。

黒田:素材の柔らかさと、履き心地の軽さにびっくりしました。素材にハリがあるので、ロールアップしても落ちてこないのでストレスなし。スニーカーをきれいに見せられるのもいいですね。

また、スポーツウェアのポケットは物が落ちにくいように上からものを入れる仕様が多いなか、このパンツはサイドの縫い目を利用して、斜めに手を入れられるスラッシュポケットが取り付けられています。

撥水性を備えた「NB WATER DEFY」を採用しているので、多少の雨なら問題なし。着る人の行動を妨げません。

ラクチンで仕様も充実。使い勝手がとにかく秀逸

ニューバランス「ナイロンカーゴパンツ」11,000円(税込)
写真左の前野(175cm)はブラックのL、写真右の高橋(156cm)はブラックのMを着用
ふんわりしたボリュームが印象的。裾のドローコードでボリュームとレングスを調整して楽しめる。

前野と高橋が履いているのは「ナイロンカーゴパンツ」です。

両もものサイドに取り付けられた「カーゴポケット」が特徴のカーゴパンツは、今シーズンもトレンドのスタイル。ハイライズで、トップスをインしたときに足を長く見せてくれます。

このパンツは、ストッパー付きのドローコードでパンツのレングスとボリュームを調節することが可能

高橋裾をだぼっとさせたまま履くのもかわいいですし、靴や靴下を見せたいときはドローコードでシルエットやパンツ丈を変えられるのがうれしいです。

リサイクルナイロン素材で、肌ざわりは柔らか。優れた吸汗速乾性を発揮するテクノロジー「NB DRY」を採用しているので、洗濯後にすぐ乾きますし、雨で濡れたり汗をかいたりしても快適さがキープ。フェスやアウトドアにも重宝しそうです。

前野が気に入ったのはポケットの数と大きさ。2つのカーゴポケットに加え、ハンドポケットも2つ付いています。

前野4つのポケットのサイズ感がたまらないですね。PCやスマホのストレージと同じで、ポケットも数と大きさはたっぷりあったほうがいいんです。

こっちのポケットにはスマホ、反対のポケットには文庫本を入れて、財布はどこにしようかな〜。

仕事からアウトドアまで、服選びをラクにする必需品

知れば知るほど、そして履けば履くほど、その良さにハマる2タイプのパンツ。

シンプルでどんな服にも合わせやすいこと、履き心地が良くシーンを選ばないこと、ポケットの容量が多かったり伸縮性が高かったりと機能性が高いことこれらを踏まえたパンツが1本あれば、毎日の服選びはもっともっとラクになるはず。

デザイン性はもちろん、機能性と汎用性を備えたボトムスは、ガジェットと同レベルの必需品と言っても過言ではありません。

「毎日の服選びは、ボトムスから始める」というのが4人の共通点でしたが、「毎日の服選びは、ニューバランスのパンツから始める」に変わる日もそう遠くなさそうです。

Photo: Kaori Mochida, Styling: Yuichi Udagawa
Source: ABC-MART