忘れ物タグ「Tile」新作。スピーカーの音がデカくてグッドです

ボディはちょっと小さく、性能はデカく。

忘れ物タグの中でもメジャー級の「Tile(タイル)」が新モデルを発表しました。基本的な機能は過去モデルとほぼ同じですが、位置情報共有サービス「Life360」のサービスと融合し、今まで以上にパワーアップしたとのこと。

新型のサンプルをいただいたので、前モデルと比べてみました

サイズはちょっぴり小型化

Tile Proの2022年モデル(左)と新型の20204年モデル(右)

アンテナ感度がいちばん強いTileのProモデルを新旧並べてみました。新型はキーホールの位置が角に変更され、ボディサイズが少しだけコンパクトになりましたね。

とはいえ、使っていて差を感じるほどのサイズ差ではないです。

音がでかい!

[embedded content]
0:01から前モデル、0:11から新モデルのアラーム音

テストしてびっくりしたのが「スピーカーの音のでかさ」。前モデルもかなり大きい音が出ますが、それと比べても2~3割ほど音量がアップしているように感じました。

これだけ音が大きいと屋外でもタグを探しやすそう

検知距離がデカい

まとめてぶら下げたTileに、屋外でどの距離から接続できるかテスト。前モデルより新モデルのほうが遠い距離でも接続できました。

新モデルはアンテナの性能がアップし、通信できる距離がおよそ150mに拡大したそうです。

ためしに同じ場所に新旧Tileを置き、遠くから徒歩で近づいてみると、新型は前モデルより遠い距離でもスマホに接続されました。この状態でアラームを鳴らしてみたところ、遠くから聞き覚えのあるメロディが…

100メートルくらいの距離でもアラーム音は聞こえるので、音をヒントにタグを探せそう。ただ、繁華街のようにいつも騒がしい場所だと、遠く離れてのタグ探しは厳しそうです。

ネットワークもデカくなった

TileはLife360に買収されたことで、いままでのTileネットワークに加えてLife360のネットワークも利用できるようになりました。アンテナの強化とあわせて、今までより確実にタグの行方を追うことができるでしょう。

Proモデルはバッテリーが交換可能。電池は新旧で同じですが、新型はピンがないと電池のフタがはずせないしくみになりました。なおピンはついていません。

新しくなったTile Proは10月上旬に発売予定。

iPhoneのネットワークが使えるAir Tagもいいですが、Phone、Android問わずに使えて、アラーム音のデカさで見つけやすいTileもおすすめですよ。