メモリメーカーのポータブルゲーミングPCが想像以上だった #Computex2024

OSなしの価格とのことだけど、ほらゲーマーの僕らには無料のSteamOSがあるから。

この「XPG NIA」が面白い。GPUの負荷を下げるためにDFR(動的フォビエーションレンダリング)機能を採用したゲーミングUMPC(Ultra-Mobile PC)なんです。

DFRってなに?

DFR。あまり聞いたことがない言葉かもしれませんが、アイトラッキングカメラでプレイヤーの視線の方向を計測し、視点を中心としたエリアだけを高精度に描画する技術です。

PS VR2やVision Proなど、アイトラッキングが搭載されたXRヘッドセットの一部で採用されてきたのですが、まさか平面ディスプレイのUMPCで使ってくるとは。

メモリ/ストレージメーカーのADATAが「XPG」というゲーミングブランドを持っていたことも驚きですし、ゲーミングUMPCを作っていることもビックリするし、XRヘッドセットの技術を盛り込んできたことには目を見張るものがあります。

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Image: Gizmodo Japan

画面がチルトするので手首を内側に曲げなくても操作しやすいあたり、ユーザビリティを強く意識していますねコレ。

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Image: Gizmodo Japan

キックスタンドもついているから、本体を持ち上げなくてもプレイOK。外部コントローラを使った操作もできます。

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Image: Gizmodo Japan

CPUはAMD系で、AMD Z1 Extremeクラスを目指しているとのことですが、具体的な採用モデルはまだ未定。現時点ではあくまで試作機なので、これから性能と調達価格のバランスを見ながら選んでいくのでしょう。

メモリ交換可能なCAMM2を採用するあたりは、メモリメーカー製UMPCという感じ。SSDも交換可能とのことで、後からのシステムアップが期待できます。

OSレスだけど価格は500ドル(約7万8000円)で安い!

Source: XPG

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