『学研の科学』がアウトドア体験型に進化。焚き火に挑戦だ

一生モノの想い出になりそう。

1963年から2010年まで、日本の子供たちの学力と好奇心を支えてきた学研の『科学』と『学習』。

2022年に復刊してから、アナログな道具による実体験をテーマに現代的なアップデートを遂げました。

3種類の体験と7つの実験

最新号は、「学研の科学アウトドア」シリーズ第1弾の「たき火チャレンジ: すぐに使える体験キット」。

火起こしは着火剤ではなくメタルマッチ+着火しやすい麻紐と、太陽光を利用する集光レンズシート+炭化させた綿の布チャークロスの2通りで行えます。

穴の空いた炭焼き缶に木の実や野菜を入れ、焚き火の熱を使った炭作りもでき、火に色紙を入れ銅の炎色反応で青い炎を見ることもできます。知っておくと、花火を見るときに「これは!」ってなるかもしれません。

16ページのガイドブックには、子供が焚き火を通じて不思議に思ったことへの答えも載っています。大人が知らないことも本にお任せですね。

安全に注意しよう

キットには地面の引火を防ぐ焚き火シートと薪がないので、キャンプ場などで必要な場合は別途用意しなければいけません。また必ず安全な場所で行なうよう、お子さんへの注意喚起も必要ですね。

Image: Amazon

原始的ですがとても本格的で、大人もいっしょに丸一日楽しめること間違いナシですね。

楽しくサバイバルを学ぼう

自宅とは全く違った空間で、しかも普段はやらせてもらえない火起こしをするだなんて、子供のうちに体験しておくと将来役に立つだろうと思います。

第2弾の「大シャボン玉」も6月13日にお目見えします。こっちも親子で盛り上がれますね。

Source: Amazon (1, 2), X via Gakken
Reference: Gakken キッズネット, ㈱Gakken 公式ブログ