新生活のお供にコレがあったら、床掃除の概念が変わるよね。
中国の蘇州を拠点とするスマート家電メーカーDreame（ドリーミー）から、全部盛りなロボット掃除機｢DreameBot X30 Ultra｣が発表されました。
あまり聞きなじみのないメーカーかもしれませんが、前モデルの｢L20 Ultra Complete｣は家電批評2023にも選ばれた実績アリ。ヨーロッパではかなりのシェアを取っていたりと、最近アツいメーカーなのですよ。
世界初の新機能がてんこ盛り
今回の｢DreameBot X30 Ultra｣は、黒いボディにゴールドの差し色というフラッグシップ然とした佇まい。モップでの水拭き、モップの自動洗浄、ゴミの自動回収といった高級ロボット掃除機では定番の機能はしっかりと網羅しています。
して、Dreameの面白いところは独自の機能をいくつも搭載している点です。そのひとつが｢モップエクステンド｣と呼ばれるもの。
掃除機の下からモップがにゅっと伸びてくる！ これはDreameが世界で初めて搭載した技術だそうで、今までは見落とされがちだった壁際の掃除の汚れにも手が届くように。
モップは4cm伸長し、ソファや冷蔵庫の下のような狭い場所の拭き取りもこの通り。ロボット掃除機だと家具のキワまでは掃除できてもその下はノータッチだったりするので、これはすごい。
このモップ部分も面白い仕様になっています。なんとこれ…。
マグネットによる自動脱着が可能！ 例えばカーペットの掃除のようにモップ拭きが不要な時はあえてモップを取り外すことで、清潔さと高速性を確保します。
ベースステーションにモップが残るとこんな見た目に。もふもふの足みたいで可愛くない？
モップなしだとかなり素早く動いてくれます。というか駆動音がすごく静かで（1.5mの距離で約55dbほどでした）、これなら人がいる場所の掃除も任せられそう。
また、モップ掃除の際は毎回モップを60度の温水で自動洗浄してくれますが、Dreameは世界初のベースステーション側の全自動洗浄機能を搭載。洗浄する場所そのものの洗浄も、もはや人の手入らずの領域に突入。
清潔な水は右の白いタンクに、洗浄後の汚水は左の黒いタンクに保管されます。こうなるとユーザーが行うのは、水の交換とダストボックスの回収くらい。真の意味での全自動ってこういうことだよなぁ。
最後はブラシについて。ロボット掃除機のブラシは髪の毛が絡まりがちで、これも人の手でお掃除する必要がありました。そこでDreameが生み出したのが、カッターを内蔵した｢毛髪カットブラシ｣。
よーく見るとブラシのスキマに刃があり、巻き込んだ毛をカットしながら吸引してくれる仕組み。もうペットの抜け毛にロボット掃除機が負けることもなくなるわけです。
次世代のオールインワンロボット
Dreameのロボット掃除機は海外メディアでもおすすめされほど評価が高いのですが、日本進出が最近だったこともあり国内での知名度は今ひとつ。
その理由について、Dreame Technology Japan株式会社ゼネラルマネージャーの高野亮子さんいわく。
日本は古くから続くメーカーが非常に強く、他の国々よりもユーザーに認めてもらうまでのハードルを高く感じています。なので、まずは製品の良さを知ってもらうことが、ブランドを知ってもらうことにつながると思っております。
とのこと。
僕もDreameのロボット掃除機は初体験だったのですが｢めちゃ高性能なのになんで今まで知らなかったんだ!?｣と思ったほどでした。日本ではビックカメラ、コジマ、ジョーシンで店舗販売があるそうなので、改めて見てこようかな。
Makuakeで15万9999円から先行購入を受付中。床掃除の完全アウトソーシング、おそらくここが最前線です。
