100均のアイテムを組み合わせるだけで、杉の無垢材テーブルができた

小ぶりのテーブルが好きなんです。

ベッドサイドやソファサイドに置いたり、庭やピクニックなんかで直接地面に置いたり。こども用のテーブルにも便利ですよね。ただ、アウトドア感が強かったり、逆に子供っぽさが拭えなかったり。安っぽすぎたりとなかなか「これ!」というものに出会えずにいました。そんなとき、100均アイテムの組み合わせで最適解を見つけちゃったんですよね。

ダイソー×セリアで立派なテーブルが作れちゃう

まずはダイソー。「木製折りたたみテーブル」です。50cm×31cmの小ぶりな折りたたみ式で持ち運びしやすく軽いんですよね。使いやすさはこれだけでも◯なんですが、ちょっと安っぽいというか殺風景というか。物足りない感じがありました。

そこに追加したのが、セリアの「杉の焚きつけ材」。

キャンプで焚き火をする際に最初に火をつける、細めの木材なんです。ちょうどこの「杉の焚きつけ材」の高さが「木製折り畳みテーブル」の周りの縁の高さとマッチするので、「杉の焚きつけ材」をカットしてならべるだけで無垢の木材がきれいな天板になってくれます。1本2.5cm×20cm×1cmが12本入で100円。ホームセンターでもなかなかこの値段では買えない、DIYに最適な木材なんですよね。

木工ボンド、のこぎりがあればできる

作り方は、焚きつけ材を並べてボンドで接着して「木製折りたたみテーブル」の内側のサイズにカットするだけです。

単純に並べるだけでもいいですが、今回は魚の骨のような並べ方、通称フィッシュボーンで作ってみました。

まずは焚付剤をボンドで接着していきます。

そしてできた板を「木製折りたたみテーブル」のサイズにカットしてきます。

このままだと魚の頭と尻尾部分がはまらないのでパズル感覚で長方形に収まるように並べていきます。今回は上下のギザギザ部分が溝になってしまうので真ん中でカットして組み替えました。

こうなればあとは横部分の余分な所をカットすれば長方形になりますね。縦部分はピッタリテーブルにハマるのでカットなしでいけました。シンデレラフィット。

最終的にカットした天板をはめます。作業はこれだけです。並べてカットしてはめるだけ。焚きつけ材は木材としては比較的柔らかいのでのこぎりのカットも楽ですよ。ボンドでしっかり接着していれば一枚の板と変わらない感覚で切断できます。

100均といいつつも…

今回のテーブルの材料費としては「木製折りたたみテーブル」が1000円。「杉の焚きつけ材」が3セットで300円です。合計1300円ですね。

そう、「木製折りたたみテーブル」が100円じゃないんです…。ただ、それでも十分安いので特に不満はないんですけどね。

慣れてきたら自分色にカスタムしよう

単純に切ってはめるだけで杉の風合いがきれいなテーブルができますが、ニスやオイルステインなどを使うとより自分色がでて愛着も湧きますよ。ただ、オイルステインやニス自体は結構お値段がするので、本体より高くなっちゃう可能性がありますが…。そこはお好みで。

失敗しても材料品も1300円程度ならそこまでお財布も傷まないですし、やってみると思ったより簡単に作れるのでDIY入門として試してみてください。