広島で受賞料理人を続々輩出!創業60年の和食店「日本料理 魚池」【広島ツアー2023年夏】

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「日本料理 魚池」は、広島県大竹市に店を構える日本料理店だ。昭和27年の創業から広島・大竹の味を守り続けている。

■まだ知られていない魅力が溢れている広島
G7広島サミットで話題となった広島県は、宮島や広島牡蠣をはじめとした食資産など、瀬戸内の気候を生かしたコンテンツの豊富さで国内外から数多くの観光客が訪れるが、実はメジャーな観光名所以外にも、まだ知られていない魅力が溢れている。今回のプレスツアーでは、そんな広島の芸術とモノづくりに触れる旅を堪能した。

1日目は今年3月新オープンした瀬戸内の自然と現代建築が溶け合う「下瀬美術館」で美術鑑賞、四百年以上受け継がれてきた伝統の技!「おおたけ手すき和紙の里」で手作り和紙体験、広島で受賞料理人を続々輩出する創業60年の和食店「日本料理 魚池」で夕食、夜はまるで宇宙基地!「大竹コンビナートの工場夜景」を鑑賞し、「湯の宿 宮浜グランドホテル」に宿泊した。

2日目は「旧千葉家住宅」で広島県重要文化財の書院や広島県名勝の泉庭を鑑賞したのち、海水浴場「ベイサイドビーチ坂」と2023年4月新オープンの「モンベル」等の新店舗を見学、魚屋さん直営「魚食堂たわら」で昼食、広島の伝統工芸品「筆の里工房」で熊野筆を作る体験をした。

■地元ならではの味が楽しめた「日本料理 魚池」
「日本料理 魚池」は、広島県大竹市に店を構える日本料理店だ。昭和27年の創業から広島・大竹の味を守り続けている。

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「日本料理 魚池」3代目 池田将訓氏

今回、「広島」と「岩国」の日本酒を堪能することができた。

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「広島」と「岩国」の日本酒

前菜は、「大竹手すき和紙を使って」。和紙を開ける楽しみがある。

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「大竹手すき和紙を使って」

前菜は、瀬戸のサザエ、瀬戸のしらすの出汁巻き卵、酢味噌で食べるハモであり、いずれも美味しかった。

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瀬戸のサザエ、瀬戸のしらすの出汁巻き卵、酢味噌で食べるハモ

造りは、「おこぜ薄造り」。高級魚である瀬戸のおこぜを使用しており、皮と胃袋を添えた。白身の魚のタンパクな味を楽しむことができた。皮と胃袋はコリコリとしており、それぞれ違う食感が楽しめた。新鮮だからこそ、食べられる料理だ。

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「おこぜ薄造り」

焼物は、「天然あゆ塩焼き」。岩国・錦川の鮎を使用した。見ためが美しく、鮮度が良いため、美味しく食べることができた。

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「天然あゆ塩焼き」

煮物は、「メバル煮つけ」。地元の味を再現した煮つけとのこと。煮汁が絶妙で、魚の美味しさを堪能できた。

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「メバル煮つけ」

揚物は、「車海老レモン揚げ」。レモンの皮を刻んだ衣で、中が酸っぱく外が苦いレモンを再現した。30分置いてあえて常温にすることでレモンの酸味が出てくる。「ひろしま和食料理人コンクール」2016年(初代)で優勝した品であり、ここでしか食べられない逸品だ。

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「車海老レモン揚げ」

小鍋は、「ハモしゃぶ」。地元でとれるハモを使用しており、玉ねぎをくたくたに炊いた出汁をつけて食べる。ハモの上品な旨さと、玉ねぎの甘さが相まって、非常に美味しかった。

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「ハモしゃぶ」

強肴は、「牛ホホ肉日本酒ワイン煮込み」。牛ホホ肉が柔らかく、肉の美味しさを堪能できた。

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「牛ホホ肉日本酒ワイン煮込み」

酢物は、「穴子と胡瓜の三杯酢ジュレ」。三杯酢ジュレにより、サッパリとした味わいで、美味しかった。

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「三杯酢ジュレ」

食事は、大竹の郷土料理「もぶり」。「もぶる」とは、「まぜる」という意味だ。塩だけで根菜類を炊いたシンプルな混ぜご飯だが、食べやすいサイズで美味しく頂戴した。

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大竹の郷土料理「もぶり」

甘味は、「広島レモンの浮島 大竹産米粉を使って」だ。3代目の奥さんがパティシエで、研究を重ねて作ったとのこと。レモンの香りと酸味が絶妙で食後に最適なケーキだった。

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「広島レモンの浮島 大竹産米粉を使って」

<詳細情報>
日本料理 魚池
〒739-0603 広島県大竹市西栄3丁目2−17
電話:0827-52-2511
https://uoike.com/

営業時間:
【平日】 お座敷 11:30~14:30、17:30~21:00(要予約)
お食事処11:30~14:00(13:30までの入店)
仕出し 10:30~18:30
【土日祝】 お座敷 11:30~15:30(要予約)
仕出し 10:30~18:30((日)は17:00まで)
定休日:毎週水、隔週火

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「日本料理 魚池」の外観

〇メニュー(夜の部17:30~21:00)
会席料理 6,600円(6名~)
8,800円(4名~)
11,000円(2名~)
※全て税込表記

<プレスツアーで提供された料理とお酒>
〇文月の瀬戸内会席 11,000円(税込)
・前菜 大竹手すき和紙を使って
瀬戸のサザエ、瀬戸のしらすの出汁巻き卵、酢味噌で食べるハモの前菜。
・造り おこぜ薄造り
高級魚である瀬戸のおこぜを使用。皮と胃袋を添えて。
・焼物 天然あゆ塩焼き
岩国・錦川の鮎を使用。
・煮物 メバル煮つけ
地元の味を再現した煮つけ。
・揚物 車海老レモン揚げ
レモンの皮を刻んだ衣。中が酸っぱく外が苦いレモンを再現。30分置いてあえて常温にすることでレモンの酸味が出てくる。「ひろしま和食料理人コンクール」2016年(初代)で優勝した品。
・小鍋 ハモしゃぶ
地元でとれるハモを使用。玉ねぎをくたくたに炊いた出汁をつけて食べる。
・強肴 牛ホホ肉日本酒ワイン煮込み
・酢物 穴子と胡瓜の三杯酢ジュレ
・食事 大竹の郷土料理「もぶり」
もぶる=まぜる。塩だけで根菜類を炊いたシンプルな混ぜご飯。
・止椀 大野あさりの味噌汁
・甘味 広島レモンの浮島 大竹産米粉を使って

〇日本酒
<広島>
・一代弥山スパークリング(サクラオブルワリーアンドディスティラリー)
・大吟醸 賀茂鶴 双鶴(賀茂鶴酒造)
・一代 藍弥山 大吟醸(サクラオブルワリーアンドディスティラリー)
※広島のお酒の提供は仕入れ状況によります
※お値段も仕入れ状況によって異なります。
<岩国>
・金雀飛翔(堀江酒場)
・金雀 大吟醸(堀江酒場)

ひろしま公式観光サイト「Dive! Hiroshima」
「広島ツアー2023年夏」特設サイト – ITライフハック

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日本料理の仕事大観 上巻
榎園豊治
旭屋出版
2020-10-28



日本料理のお通し・前菜・酒肴大全
大田忠道
旭屋出版
2023-01-27



完全理解 日本料理の基礎技術
野崎 洋光
柴田書店
2004-12-01


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