「おおたけ手すき和紙の里」は、広島県で唯一、手すき和紙の伝統が息づくまち、大竹市にある。四百年以上受け継がれてきた伝統の技を絶やさないために、現在も和紙づくりを続けている。現地にて、コウゾ100%の和紙づくりを体験することができた。
■まだ知られていない魅力が溢れている広島
G7広島サミットで話題となった広島県は、宮島や広島牡蠣をはじめとした食資産など、瀬戸内の気候を生かしたコンテンツの豊富さで国内外から数多くの観光客が訪れるが、実はメジャーな観光名所以外にも、まだ知られていない魅力が溢れている。今回のプレスツアーでは、そんな広島の芸術とモノづくりに触れる旅を堪能した。
1日目は今年3月新オープンした瀬戸内の自然と現代建築が溶け合う「下瀬美術館」で美術鑑賞、四百年以上受け継がれてきた伝統の技!「おおたけ手すき和紙の里」で手作り和紙体験、広島で受賞料理人を続々輩出する創業60年の和食店「日本料理 魚池」で夕食、夜はまるで宇宙基地!「大竹コンビナートの工場夜景」を鑑賞し、「湯の宿 宮浜グランドホテル」に宿泊した。
2日目は「旧千葉家住宅」で広島県重要文化財の書院や広島県名勝の泉庭を鑑賞したのち、海水浴場「ベイサイドビーチ坂」と2023年4月新オープンの「モンベル」等の新店舗を見学、魚屋さん直営「魚食堂たわら」で昼食、広島の伝統工芸品「筆の里工房」で熊野筆を作る体験をした。
■地元のコウゾで手すき和紙を作る
和紙の原料となる「コウゾ」という植物は、クワ科の落葉低木だ。栽培が容易であることから、和紙の原料として最も多く用いられる。繊維が長く、すきあがった紙は強く、しなやかな特徴がある。
ポップには、コウゾと和紙づくりについて、詳しくまとめられていた。
コウゾはビーターと言う叩(こう)解機(かいき)で綿状にしてから和紙をすく。
おおたけ手すき和紙保存会 竹中智和氏に、大きな和紙をすいてもらった。
大きな紙をすくのは難しいので、はがき判の紙すきを体験した。
2回ほど紙をすいたら、紅葉の葉をのせる。
紅葉の葉を入れた和紙は、乾燥機の上に貼り付けて乾燥させる。
紅葉の葉を入れた和紙は当日持ち帰った。
体験は短い時間だったが、コウゾを自家栽培して作る手すき和紙の素晴らしさを体験することができた。
<詳細情報>
おおたけ手すき和紙の里
〒739-0631 広島県大竹市防鹿3365
電話:0827-93-3576
https://otaketesukiwashi.com/
定例開所日:毎月第2日曜日および第4日曜日 10時~15時
毎週火曜日および木曜日 10時~12時
※8月11日~16日、12月25日~1月5日は除く
〇紙すき体験 はがき判コース
体験開始時間:午前の部/10時~ 午後の部/13時~
体験料金: 800円(税込)、小学生以下は600円(税込)
所要時間:約90分(施設の見学、乾燥時間を含む)
内容:はがき判 2枚
「溜め漉き」という技法で、木枠に紙料をすくって作成。
ご希望により、折り紙などを漉き込むことが出来る。
■ひろしま公式観光サイト「Dive! Hiroshima」
■「広島ツアー2023年夏」特設サイト – ITライフハック
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