DeNAバウアー激怒の緩慢プレーで「一番ダメな選手」は? プロ野球OBが断言

J-CASTニュース

   プロ野球DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が、先発として登板した2023年7月1日の中日戦(横浜スタジアム)で、味方のミスに怒りを爆発させたことについて、ロッテの元捕手で野球解説者の里崎智也さん(47)が言及した。

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「あれは伊藤光が悪い」

   問題のシーンは、中日2点リードで迎えた6回表2死1、2塁の場面で起こった。マウンドはバウアー投手、一塁には龍空内野手(20)、二塁には石橋康太捕手(22)、打席には岡林勇希外野手(21)が入っていた。

   フルカウントから投じられた一球。岡林が内野安打を放つと、龍空が二塁を回り、三塁を狙うも、石橋は三塁で立ち止まった。龍空が飛び出したのを見て、DeNA内野陣は、塁間で走者をアウトにしようとする「ランダウンプレー」を企図。牧秀悟内野手が、龍空を三塁まで追い込んだ後、本塁へ向けて石橋が走り出したのを見計らい、伊藤光捕手に送球した。ここで伊藤は、三塁ベースカバーに入った京田陽太内野手と連携して石橋をアウトにすることも、がら空きの一二塁に投げることもできず、オールセーフに。このミスにバウアーは、放送禁止用語と思われる言葉を何度も叫んで激昂した。

   里崎氏は3日、自身のYouTubeチャンネルで問題のプレーに言及し「一番ダメなのはキャッチャー伊藤光。これです」と断言。続けて「2アウトでサードランナーを挟んだんだったら、その後のランナーがどんなに進塁しようが関係ない」「何回ランダウンプレーをしてもサードランナーをアウトにすればいいだけ」と持論を展開した。そして「あの時、伊藤光はスピードを緩めるんじゃなくて、さっさと三塁に投げてランダウンプレーで三塁ランナーをアウトにする。これだけで良かったのよ」と述べ、「あれは伊藤光が悪い」と繰り返した。

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