今さらながら「ポケモンカード」に手を出してしまった。いろいろと話題になってたのでお試しで買ってみたのだが、今のポケカってめちゃくちゃイラストが美しいんだね。びっくりしたよほんと。
ビギナーズラックでちょっと良いカードをゲットできたのだが、初心者すぎてそれをどうしたら良いのかがわからない。綺麗に保存しようと思うと、傷・湿気・紫外線と、気にしなくてはいけないものが多いみたいだし……。
カードなんてこれまで触ったことが無かったから、ネットやカードショップを巡ってとにかく情報を集め回った。これが最適ではないものの、初心者なりに納得いく保管方法に辿り着いたので、同じくポケカ初心者の方に向けてお伝えしようと思う。
・超基本、カードは即スリーブに
お気に入りのカードを引いたらまずやることは「カードをスリーブに入れる」作業だ。「スリーブ」とはカードを1枚ずつ入れて保護するカバーのようなもの。ポケモンセンターに行けば、かわいい柄がいろいろと売っているので見たことある方もいるだろう。
スリーブには、「インナースリーブ」「レギュラースリーブ」「オーバースリーブ」と大きくわけて3種類ある。ポケモンセンター公式で売っているスリーブ(デッキシールド)はこの中でいうと「レギュラースリーブ」にあたる。じゃあそれだけ買っておけば良いかと言われると、そういうことではないみたい。
全く知らなかったのだが、大事にしたいカードは2重以上のスリーブをするのが一般的らしい……!
紙であるカードは湿気が大敵。上からインナースリーブ、下からレギュラースリーブを被せることで、なるべく空気と触れる面を少なくできるのだそう。ホコリも入りにくくなるしね。
さっそく2重でスリーブをかけてみたのだが、裸だった時に比べて安心感が段違い! カードって表面以上に縁が傷つきやすいのだけど、スリーブに入れると2〜3ミリ余裕ができるから、そこまで気を遣う必要がなくなるのが良い。お気に入りのカードは即スリーブ、これ鉄則です!
・スリーブごとローダーに入れろ!
ポケカを普通にプレイする人ならスリーブに入れればOKだが、保管して飾りたいって人は、スリーブだけでは心もとない。強い力が加わればすぐ変形してしまうし、なによりカードの大敵その2「紫外線」の対策が不十分だからね。
じゃあどうすれば良いかというと、UVカットの「カードローダー」に入れれば良いわけだ。ローダーというのはスリーブの最強版みたいなもので、もはやプロテクターと呼んだ方が良いかも。
今回は河島製作所の「フルプロテクトスリーブ(3枚セット490円)」を使用。UVカットかつ、ポケモン公式スリーブをしたまま入れることができ、お値段も比較的安価なのでオススメだ。カードがピタッとハマるし、薄型でかさ張らないのも良い……!
・より高みの保管を目指す場合
スリーブ、そしてローダー。この2つを併用すれば、カードを綺麗に保管することができるだろう。
だがしかし、私(まろ)の一番のお気に入りカード「ネオラントV」はもっとカッチョイイやつで飾りたい! 常に眺めていたいんじゃ……!
そんな思いから辿り着いたのが、sunistaというメーカーが販売しているマグネットローダー『カードの鎧(4セット1990円)』。UVカット、高透明度、高耐久、オシャレさ、全てを兼ね備えたまさにカードの「鎧」である。
マグネットローダーにセットし、スタンドで立てたら、もはや美術館にある作品のよう……! ローダーのオシャレさが、カードの綺麗さをより一層引き立たせているな。この美しさを画面越しでしかお伝え出来ないのが非常に残念……!
マグネットで簡単に開け閉めできるのが便利で、スタンドの角度を飾る場所に合わせて調整できるのが良い。裏面もバッチリ見えると、わざわざ公式スリーブに入れたかいがあるってもんよ! なかなか2重スリーブごと入るマグネットローダーって無いみたいだから、こういうの求めてた人多そうだ!
作りもしっかりしてるし、梱包も丁寧。スタンドとセットで1つ500円弱とちょっと高級ではあるが、特別なカードはこのくらいしっかりした物に入れておきたい。いろいろ調べた結果『カードの鎧』を使うことに決めたのだが、個人的にはこの選択で大正解だったなと思っている。
・ポケカは神絵師による美術品
スリーブ、ローダー、そんなアイテムがあることさえよく分からない状況から、よくもまあ短期間でここまで揃えたなと自分でも思っている。
最初に言ったように、私自身がポケカ初心者なので、もっと良い保管方法は先達がいくらでも開拓しているはず。だが、とりあえず何からすれば良いかわからないって人もいると思うので、そういう方はまずスリーブからマネして貰えれば間違いないだろう。
カードによってレアリティは違えど、どれも1点につき2ヶ月近くの制作期間を経て生み出されたいわば美術作品。いつお気に入りのカードをゲットしても丁寧に扱えるよう、パックを買う時は周辺グッズも一緒に用意しておこう!