GoogleがAndroid向けに開発中とされる、第三者が忍ばせたAirTagなどのトラッカーを検出する機能のスクリーンショットがリーカーによって公開された。
これはAirTagに限らずさまざまなベンダーのトラッカーを発見できる機能で、Googleの「デバイスを探す」の一機能として開発されているとみられる。こうしたトラッカーの悪用に対し、AppleとGoogleが共同で対処に取り組んでいることはすでに発表されているが、今回、リーカーのMishaal Rahman氏が公開したスクリーンショットでは、未知のトラッカーを発見したときに自動通知する機能や手動スキャン機能に加えて、トラッカーの所有者には知らせずにトラッカーにサウンドを再生させる機能やシリアルナンバーの表示機能も搭載されているようだ。さらに機能を無効化する方法や、地元警察への連絡方法なども表示されて、具体的な対処方法がイメージできるようになっている。これら機能は、前述の両社による発表では2023年内の公開予定だとしており、Androidの新バージョンで実装される可能性は高そうだ。