ドラマ「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系)の最終回が2023年6月22日に放送され、インターネット上で視聴者から「全然納得いかないんだけど」といった声が上がっている。
同作では俳優の奈緒さん(28)が結婚5年ながらセックスレスになって2年の主人公・吉野みち役で主演。勤務先の上司・新名誠(岩田剛典さん=34)と惹かれ合うが、その新名には妻・楓(田中みな実さん=36)がいた。作中で2組はそれぞれ離婚。最終回となった第11回では、みちの夫・陽一(永山瑛太さん=40)の職場である喫茶店に4人が集まり、誠が陽一に対して虚心坦懐に語るシーンがあった。
「最終回結局元サヤに戻るの?」
喫茶店に「殴り込み」と称して誠が来店。これとは別に、立ち飲み屋でみちと飲んでいた楓は、2軒目に行くと装いつつ、だまし討ち的に喫茶店に誘い込んだが、誠が来ているとはつゆ知らず、4人が一堂に会することとなった。
誠は陽一に「ちゃんと決着をつけたい」と明かすと、みちには「俺はまだ、あなたのことがまだ忘れられない。みちさんの心に空いた穴は俺に埋められますか?」と問いかけた。これらのやり取りを目にするも陽一が押し黙っていると、新名は「じゃあ、あなたの負けですね」とポツリ。陽一は「うん」とうなずくのみだった。
いたたまれなくなったみちが「雨強くなってる。そろそろ帰りましょうか?」と誠と楓に勧めると、陽一は「ちょっと待って、忘れ物。忘れ物の傘、3本あったな」と、傘を持たない3人に手渡した。帰路についた3人だったが、みちは忘れ物を「理由」に店に戻った。再び陽一と相まみえたみちは雨の影響で店内で転びそうになるも、陽一がこれをキャッチ。しばし見つめ合うと、陽一は「みち、好きだよ」とささやいたのだった。
そして、カットは変わり、スタッフロールが流れる中、みちと陽一の姿は晴れた日の坂道にあった。荷物持ちのじゃんけんに興じつつ、時に相手を背負うなど仲睦まじい姿が流れてドラマは終了。「元サヤ」を思わせるラストに対してはツイッターで、
「あなたがしてくれなくても最終回視聴 え~~~まさかの元サヤ?ありえないと思ってた…」
「最後イマイチだなぁ、、、元サヤでハッピーエンドとかとにかく最後までみちが勝手すぎる」
「ちょ、あなたがしてくれなくても最終回結局元サヤに戻るの? ひどくない?」
「どうなるかと思ったけどお互いの夫婦がそれぞれの着地点に辿り着いて良かった」
「『あなたがしてくれなくても変わらず愛してる』って意味だよね 最終回にして大回収 自分で勝手にスッキリしてます」
といった賛否両論の声が視聴者から上がった。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)