株式会社サードウェーブは2023年6月19日に都内の会場で発表会を開催し、同社が展開するクリエイター向けPCブランドの「raytrek」から、16型ノートPC「raytrek R6-RL」(以下、R6-RL)と14型ノートPC「raytrek A4-R」(以下、A4-R)の2製品を発表した。価格はR6-RLが19万9980円(税込)、A4-Rが12万9980円(税込)。
発表会にはまず同社の執行役員 製品・マーケティング統括本部 本部長の佐藤和仁氏が登壇し、クリエイターが快適に作業できる環境を提供することに重点を置き、デスクトップモデルを主軸に展開してきたが、ノートPCを求めるクリエイターも多いとしながら「薄く軽量な筐体に高性能なグラフィックスチップを搭載し、色彩豊かな表示を可能とする高精細液晶パネルを採用した」と強調。魅力のある商品に仕上がっていると語った。
続いて登壇した同社製品・マーケティング統括本部 企画本部 プロモーション部 プロモーション課 課長 raytrekサブPMの黒川裕大氏からは製品の概要について紹介があった。
黒川氏はこれまでraytrekについて提供してきた「快適さ」は、「パフォーマンス」と「デザイン」「携帯性」の3つに重点を置いてきたとし、raytrekはコストパフォーマンスとデザイン性のバランスが取れた製品だと語る。
今回発売したraytrek A4-RはCPUにCore i7-13700Hを搭載し、グラフィックスチップにGeForce RTX 4060が搭載されている。またディスプレイは2560×1600ピクセル表示が可能。sRGBカバー率も約99%となっている。A4-RはCPUが同じくCore i7-13700Hを搭載するが、グラフィックスはCPU内蔵のインテルIris Xeグラフィックスを使用する。ディスプレイは1920×1200ピクセル表示が可能なほか、こちらも同様にsRGBカバー率は約99%だ。
この2製品について黒川氏は「高品質なハードウェアとソフトウェアの組み合わせで、他の製品よりも優れたコストパフォーマンスを提供できると考えている。高品質なパフォーマンスを求めるクリエイターが、無駄なコストをかけずに利用できるように価格も設定されている。この結果高いストパフォーマンスと、クリエイターにとっての大きな価値を実現している」と語った。
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