TポイントとVポイント統合、グーグル「Pixel Watch」のアップデートなど–週間人気記事をナナメ読み(6月9日~6月15日)

CNET Japan

 CNET Japanで1週間(2023年6月9~15日)に掲載された記事の中から、特に人気を集めた上位5本の記事をご紹介する。どんな記事が読者の関心を集めたのだろうか。

1位:TポイントとVポイント、統合後は「Vポイント」–Tポイントから色を受け継ぐ「青と黄色のVポイント」

(左から)三井住友フィナンシャルグループ 執行役社長グループCEO 太田純氏、カルチュア・コンビニエンス・クラブ 代表取締役会長 兼 CEO 増田宗昭氏
(左から)三井住友フィナンシャルグループ 執行役社長グループCEO 太田純氏、カルチュア・コンビニエンス・クラブ 代表取締役会長 兼 CEO 増田宗昭氏

 三井住友フィナンシャル(SMBC)グループ、三井住友カード、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、CCCMKホールディングス(CCCMK HD)は6月13日、CCCのポイントブランド「Tポイント」とSMBCグループ共通のポイントブランド「Vポイント」を統合すると発表した。2024年春を目途に提供を開始する予定だ。

 新ポイントは、Vポイントから名称を、Tポイントから色を受け継ぐ。ポイント提携先となる加盟店にとっては、2ブランド統合による会員基盤の拡大、顧客増が見込める。

2位:グーグル、「Pixel Watch」のアップデートをリリース–欠けていた3つの機能を提供

提供:Stephen Shankland/CNET
提供:Stephen Shankland/CNET

 Google「Pixel Watch」のアップデートがリリースされ、主に健康とフィットネス関連の機能が3つ追加された。

 追加された3つの機能は、Pixel WatchのSpO2センサーを利用した血中酸素飽和度の測定、高心拍数と低心拍数の通知、特定のワークアウトを自動的に一時停止する機能。これによってPixel Watchは、「Apple Watch」やその他の競合スマートウォッチと同等のレベルにまで引き上げられる可能性がある。

3位:「Tポイント」はなぜ「Vポイント」に?経緯や目的は–課題は「カード」からの脱却

新しいVポイントはTポイント加盟店に加え、従来のVポイント同様Visa加盟店での利用が可能。日本だけでなく世界で利用できる点が特徴の1つに打ち出されている
新しいVポイントはTポイント加盟店に加え、従来のVポイント同様Visa加盟店での利用が可能。日本だけでなく世界で利用できる点が特徴の1つに打ち出されている

 6月13日、4社が発表した2つのポイントプログラム統合についての解説記事。統合された新しいVポイントは、従来のTポイントの加盟店だけでなく、三井住友VISAカード発行のクレジットカードなどを使い、Visa加盟店で決済した時にも使ったり貯めたりできる。

 4社は新しいVポイントのメリットとして、Visaの決済網を通じ世界中で利用できることから、特定の企業の“経済圏”に縛られないことを挙げている。

4位:モトローラ「razr+」を試す–大型のカバーディスプレイが画期的

razr+
提供:John Kim/CNET
razr+
提供:John Kim/CNET

 Motorolaが「razr+」と「razr」(2023年版)を発表した。razr+は、本体前面のほぼ全体を占める超大型のカバーディスプレイを採用。米国では6月16日に事前予約が始まり、6月23日から999ドル(約13万9000円)で販売される。

 一方、標準モデルとなるrazr(2023年版)は2023年後半に登場する予定。価格は明らかにされていないが、Motorolaの幹部によると、razrの方がrazr+より大幅に価格が抑えられるという。

5位:「もう戦艦大和は作らない」–「和製ChatGPT」に関する方針、自民党の塩崎議員が説明

衆議院議員の塩崎彰久氏
衆議院議員の塩崎彰久氏

 自民党の「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム」で事務局長を務める衆議院議員の塩崎彰久氏は6月8日、デジタルガレージ主催の「THE NEW CONTEXT CONFERENCE TOKYO 2023 Summer」に登壇。自民党がまとめたAI政策提言の概要、および「G7広島サミット」の首脳声明に盛り込まれた「広島AIプロセス」について説明した。

 官民総力を挙げて日の丸AIを作るべきだという意見に対して、塩崎議員は、国産AIの開発にこだわるのではなくまずは海外のAIプラットフォームの利活用を優先させることで、将来的に国産AIが誕生する素地を作るべきだと語った。

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