ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、Wi-Fi 6対応の超薄型ルーター「Archer Air R5」と中継機「Archer Air E5」を、8月に発売する。両製品とも価格は未発表。
厚さ8mm(Archer Air R5は最厚部10.8mm)、重量290g以下という薄さと軽量さが特徴で、2023年4月にドイツで発表された「iF DESIGN AWARD 2023」を受賞している。付属のブラケットを利用して壁に掛けたり、同じく付属するスリーエム(3M)製のシールで壁などに貼り付けたりできる。
両製品ともWi-Fi 6に対応し、最大通信速度は5GHz帯が2402Mbps(160MHz幅対応)、2.4GHz帯が574Mbps。メッシュ標準規格「Wi-Fi EasyMesh」と互換性を持つ。
Archer Air R5は、ギガビット対応のWAN、LANポート各1を備え、DS-LiteおよびMAP-E方式のIPv6 IPoE接続サービスに対応。OpenVPN/PPTP VPNサーバー機能も搭載している。
セキュリティ面ではWPA3に対応するほか、Aviraの技術を採用したセキュリティ機能「TP-Link HomeShield」を搭載。ゲストネットワーク機能も利用できる。本体サイズは210×148×10.8mmで、重量は290g。
Archer Air E5は有線ポートを持たない。本体サイズは210×148×8mmで、重量は275g。
両製品とも、6月14~16日に幕張メッセで開催中のイベント「Interop Tokyo 2023」にて展示されている。