水平360º/垂直180ºに“首振り”できるネットワークカメラ「ATOM Cam Swing」、4千円台で発売 防塵防水で、カラーナイトビジョン機能も備える

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 アトムテック株式会社は、水平360°/垂直180°カメラ部が回転するネットワークカメラ「ATOM Cam Swing」を12月7日に発売した。市場想定価格は4280円。

 画角120°、f1.6の1.29インチCMOSセンサーを搭載し、8倍デジタルズームが可能。1080pで通常時は20fps、暗所用の「カラーナイトビジョン」使用時は15fpsの動画を記録できる(H.264圧縮)。

 暗所用の撮影モードであるカラーナイトビジョンでは、高感度CMOSイメージセンサーにより、月明かり程度の光があれば肉眼で見るよりも明るい映像を撮影できるという。赤外線LED4個(850nm)を搭載し、光源のない場所では赤外線によるナイトビジョンが利用できる。真っ暗な状態でも最長9m先までモノクロの動画を撮影可能だ。

カラーナイトビジョン撮影のイメージ

 Wi-FiはIEEE 802.11n/g/bの2.4GHz帯に対応。Android/iOS向けアプリ「ATOM – スマートライフ」により、設定や各種操作が行える。本体内蔵のマイクとスピーカーを通して、アプリからの双方向通話も可能。

 下の台座部から伸びたアームで上のカメラ本体部と連結されて、2つのキューブが重なった形状が特徴。台座部分が水平方向に360°、アームとつながったカメラ本体が垂直方向に180°、それぞれ回転する。これにより全周を死角なくカバーでき、高性能モーターにより、どの角度にも3秒以内で調整できるという。

 首振り機能は、モーション検知機能により対象を追跡して撮影する「自動追跡」モード、4つのポイントを10秒ごとに巡回して監視する「クルーズ」モードのほか、「マニュアル」モードでアプリからの操作することも可能。また、「プライバシー」モードを選択するとカメラが下を向いて格納され、撮影状態ではないことを示す。

 屋内・屋外を問わず使用可能で、IP65の防塵・防水に対応する。

 1.5GHzのエッジAI対応CPUを搭載。エッジAIによるモーション検知で、人体やペット(犬猫)を識別する。モーションを検知すると自動で12秒間の動画を撮影し、クラウドストレージに14日間保存する。モーション検知を検知した際にアプリに通知したり、退散を促す警告アラート音をカメラから発出する機能もある。

 動画の保存は、月額500円の「クラウドモーション検知“無制限”録画サービス」を利用すれば、12秒の制限をなくし、時間無制限で14日間保存可能となる。また、カメラ本体のスロットには最大32GBのmicroSDカードをが装着でき、ローカル保存もできる。

 本体底部には1/4インチ三脚ネジがあり、一般的な三脚やカメラマウントなどに取付可能。本体サイズは53×53×122.5mm(幅×奥行×高さ)、重量は254g。電源アダプターと、1.8mの給電用USBケーブルが付属する。

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ATOM Cam Swing 紹介動画

 なお、同製品は先行販売として用意されていた5000台の販売を完了し、同社直販サイト「ATOMストア」にて12月13日より発送再開する分の予約を受け付けている。これらの発送分には、2万枚限定でキャラクターステッカーを同梱するという。

キャラクターステッカー

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