Adobeは13日、同社の画像生成AI「Firefly」を活用した機能を「Illustrator」や「Adobe Express」のベータ版に実装したことを発表した。
Illustratorでは、既存の「オブジェクトを再配色」機能のAI実装版といえる「Generative Recolor」を搭載。本機能はプロンプトを入力することでオブジェクトの再配色ができる機能で、プロンプトのサンプルも用意する。
なお、本機能は13日時点では英語版のみ対応となっているが、Fireflyのサイト内には同名の機能を用意しており、試すことができる。
Adobe Expressには、画像生成やテキスト効果の機能にFireflyが実装。Adobe ExpressはAI機能の実装にあわせてパブリックベータ版として刷新されており、PhotoshopやIllustratorのアセットに直接アクセスしての編集や、ブラウザ上でのリアルタイムの共同編集などが可能となった。
なお、同社は5月23日に「Photoshop」のベータ版にFireflyを活用した機能「生成塗りつぶし」を実装しているほか、今年後半には「Premiere Pro」および「After Effects」にもFireflyを導入するとしている。
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